| このところのカシオの勢いは留まるところを知らない |
カシオが2月のニューモデルとして、ミリタリーテイスト満載のGショックシリーズを発売。
Gショックというと「タフ」というイメージがあるものの、意外やそのカラーと言えばビビッドな差し色が多く、ミリタリーっぽいカラーや迷彩が少なかったのもまた事実。
カシオではこれらのカラーを「ミリタリー」ではなく「ユーティリティカラー」と呼んでいますが、すでにサバイバルゲーム界隈では大きな話題となっているようで、ここでそれらを見てみましょう。
GA-2000
まずはカーボンコアガードを採用するGA-2000シリーズに追加された迷彩バージョン、GA-2000SU-1AJF(税抜16,000円)。
カシオは樹脂やメタルに続く「第三の素材」としてカーボンをセレクト。
軽く強靭なことで知られるカーボンファイバーを樹脂に混ぜ込んだケースを使用していて、ケース自体の強度が向上したことから「ボタンガード」がなくなり、そのぶん思い切ったデザインができるようになっています(ボタンが大きく目立つようになった。ぼくも同モデルを所有しているが、意味もなくボタンを押したくなる)。
ちなみにアメリカ空軍っぽいカラーのGA-2000SU-2AJFも同時に発売されています。
画像を見る限りでは、これまでにないマットな色調を持っていて、なかなかに面白い表情でもありますね。
なお、GA-2000は「替えベルト」がラインアップされていることもほかシリーズにはない魅力となっていて、樹脂ベルトのほか、コーデュラナイロン製、クロス製ベルトが揃います(レバー操作で簡単にベルトを着脱できる)。
GA-2100
そしてデジアナモデル、GA-2100系からもミリタリーテイストあふれるシリーズが登場。
まず迷彩ベゼルを持つGA-2100SU-1AJF(税抜14,000円)はケース径48.5×45.5ミリと大きなサイズを持ちながら厚さは11.8ミリと薄いことが特徴。
文字盤上には「斜め」にカットされた液晶を持つものの、基本的にはアナログなのでシックな印象も。
ちょっとオーデマピゲっぽいオクタゴン形状を持つベゼルも魅力的です。
こちらもミリタリーっぽいグリーンを持つGA-2110SU-3AJF(税抜14,500円)。
やはりマットな色調を持ち、ダイヤル錠の立体インデックスがケース&ベルトと同色のグリーンであるところもいいですね。
色違いモデルのGA-2110SU-9AJF(税抜14,500円)。
上の「グリーン」モデルとは異なり、立体インデックスがケース&ベルトと同色ではなく「グレー」に。
これによってまとまり感のある印象を醸し出していると思います。
DW-5610
G-SHOCKのルーツと言えるDW-5600系にもミリタリーカラーが登場。
まずはDW-5610SU-3JF(税抜12,000円)ですが、こちらはこれまでベゼルとケースとが一体成型であったものを「二重成形」としてケースとベゼルとのカラーを変えたことが特徴です。
そして色違いのDW-5610SU-8JF(税抜12,000円)。
ステルス戦闘機っぽいグレーで、ブラックベゼル、反転液晶と相まってかなり渋いイメージですね。
こちらは文字盤内部に迷彩(カモフラージュ)を使用したDW-5610US-5JR(税抜16,500円)。
ほかの2つよりも高くなっていますが、このモデルのみ「ウレタン(樹脂)バンド」と「クロス(布)バンド両方が付属しています。
なお、ケースはこんな専用デザインを持っていて、使用されるフォントもミリタリーっぽいイメージです。
VIA:CASIO