| ブライトリングは現体制となったのち、その価格がしっかり安定している |
クリームダイヤル、レッドリングが新しい
さて、ブライトリングが「ボーイング747へのオマージュとなる」ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 ボーイング747 リミテッド エディション(限定747本)を発表。
ケース素材はステンレススティールで、採用されるムーブメントは自社製のCal.01(自動巻き / パワーリザーブ70時間)、ステンレススティールブレスとアリゲーターストラップとが用意され、価格はアリゲーターストラップにて11,666,000円(Ref.AB01383B1G1P1)、ステンレススティールブレスモデル(Ref.AB01383B1G1A1)では1,215,500円に設定されています。
なお、ブライトリングはかつて「大きく値下がりする腕時計ブランド」のひとつであったものの、2017年にCVCキャピタルパートナーズ傘下に入ったのちに価格の安定化が優先事項として執り行われ、現在では積極的なラインアップ拡充、各モデルの魅力の向上もあって「比較的価格が安定している」ブランドのひとつとなっており、「安心して買っていい」ブランドの仲間入りを果たしたという認識です。
ブライトリング ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 ボーイング747 リミテッド エディションはこんな腕時計
そこでこのナビタイマー B01 クロノグラフ 43 ボーイング747 リミテッド エディションを見てみようと思いますが、これは1969年に導入され、”空の女王”と称されたボーイング747旅客機を讃えたものですが、このボーイング747はそれまでのジャンボジェット機の2倍の乗客を運ぶことが可能にしたゲームチェンジャーであり、この登場以降、空の旅の様相が一変したと言われます。
そしてなぜ今回ブライトリングがボーイング747を記念した腕時計を発売したのかについてですが、それは「ボーイング747の最終納入が近づいているから」で、ブライトリングいわく、「ひとつの時代を象徴するジャンボジェット機の有終の美を記念するには、やはりひとつの時代を築いたパイロット用クロノグラフがふさわしい」から。
このボーイング747は合計で1,500機あまりが納入され、今年中には最後の機体が納められることになるのだそう。
そこでベースに選ばれたモデルがナビタイマーというわけですが、ナビタイマーはもともと1952年に国際オーナーパイロット協会(AOPA)のために考案された腕時計であり、パイロットウォッチの「メートル原器」となったモデルです。
12時位置にはAOPAロゴが入り、ダイヤルはボーイング747初号機をイメージした「クリームとレッド」。※内側計算尺には「Boeing 747」のレターが入る
アリゲーターストラップの裏面は「イエロー」。
ケースバックはスケルトン、そして自社開発ムーブメント「キャリバー ブライトリング01」の勇姿を望むことが可能です。
なお、ケースバックのステンレススティール部分には「One of 747」と「The Original Jumbo Jet」の刻印がなされています。
やはりブライトリングのメタルブレスは魅力的
こちらはステンレススティールモデルですが、ブライトリング特有の「(コマが斜めにカットされt)7蓮」ブレスレットが特徴的。
ぼくはあまりメタルブレスレットが好きではないのですが、このブライトリングのブレスレットだけは「カッコいい」と感じています。
ケース自体はどちらのストラップであっても共通で、直径は43ミリ、厚さは13.6ミリ。
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参照:Breitring