腕時計業界にいち早くセラミックを持ち込んだウブロ。「世界初」マルチカラーセラミックを採用した「ビッグ・バンウニコ マジックセラミック」を発売

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｜　ウブロはこれまでにも「ラバーブレス」「オープンワーク」「ファントム」「チェンジャブルブレス」など様々なトレンドを作り出してきた　｜

さらには「セラミック」「サファイア」など素材における革命も

さて、ウブロが「世界初」となるマルチカラーセラミックを採用した新作腕時計、ビッグ・バンウニコ マジックセラミック（4,521,000円）を発表。

この数年、腕時計業界では「セラミック」「サファイア」「チタン」「カーボン」といった素材が急激に普及し、これに伴って新しい表現が可能となったために様々な魅力的な製品が登場していますが、現在ではそれらが「一段落」してしまい、直近では画期的な素材や技術があまり見られなくなったというのが現状です。

現在、各腕時計メーカーは新製品の企画開発に苦慮？

ただし「新しい素材や技術がないから」といってこれまでと同じものを作り続けていては顧客の「買い増し」「買い替え」が期待できず、ブランドとして衰退してゆくばかりなので、いずれの腕時計メーカーもこの状況を打破すべく様々な手法をもって「新しく”見せる”」ことができる製品を開発しているように思われ、たとえば「コラボ」「オートマタ」「レインボー」「複雑機構」はそういった例なのかもしれませんが、それでもこれらは特段目新しい、あるいは「革新的」なものではなく、消費者の購買意欲を大きく掻き立てるものではない、とも認識しています。

そしてオーデマピゲは鍛造カーボンに蓄光素材を練り込むなど新しい試みを行っており、しかしこれもまた既存技術や素材の「発展型」ではなく、革命と呼べるレベルではないのかも。

ただでさえ「セラミック」は難しい

そこで今回ウブロが発表したのがこの「マルチカラーセラミックベゼル」を持つビッグ・バン ウニコ マジックセラミックで、これは文字通り「複数カラーにて構成されるセラミック」。

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ウブロは比較的早い時期からセラミックを採用しており、そのノウハウに長けるブランドではありますが、今回はさらに「その先へ」と進むこととなり、セラミックの新しい表現方法を見出したということになりそうです。

なお、セラミックは焼成時の収縮や変形、色の再現度など課題が多く（とくに複数のセラミックパーツで構成される場合、色合わせが非常に難しい）、よって製品として発売できるようになるまでには様々なテストが必要となり、このビッグ・バンウニコ マジックセラミックも実際に「マルチカラーセラミックを実現するまでに4年」もかかったのだそう。

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そして上述の通り、今回の「ビッグ・バンウニコ マジックセラミック」はマルチカラーセラミックを採用する「第一弾」でもあるため、今後続けて「別カラー」「ケースにもマルチカラーを採用した新作」など、様々なシリーズが展開されるのかもしれませんね。

ウブロはほかにもこんな新作を発表

さらにウブロはいくつかの新作を発表しており、こちらは「ビッグ・バン ウニコ ウォーターブルーサファイア」。

その価格なんと18,843,000円という高価な腕時計ですが、やはりウブロが先鞭をつけた「サファイア」にて構成される一本です。

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もちろんこれも「ケース」「ベゼル」など別パーツを同じ色味で再現することが非常に困難であるため、製造時には相当数の「ロス」が出ているものと思われます。

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搭載されるムーブメントはもちろん自社開発による自動巻きムーブメント「ウニコ」で、その構造を見せるために「オープンワーク」ダイヤルが用いられています（このオープンワークもウブロが先陣を切って取り入れたデザインである）。

そしてこちらは「ビッグ・バンウニコ ペトロールブルーセラミック」。

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価格は3,311,000円に設定されており、やはり「ウニコ」「スケルトンダイヤル」というウブロらしい特徴を備えます。

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