デザイナー、David Olivaresさんの考えた「BMW iM2」がレンダリングにて公開。
文字通りM2とiシリーズを合体させた車で、M2の「フルエレクトリックモデル」という感じですね。
全長4320、全幅1950、全高1315ミリ、と相当に短くワイドなプロポーションが特徴。
走行性能は不明であるものの、なかなかに面白いデザインを持っており、BMWであるにも関わらずフロントのキドニーグリルは「ほぼ目立たない」仕様に(BMWのエンブレムもない)。
エレクトリックモデルなのでキドニーグリルも「貫通」していない構造ですが、バンパーした部分にはエアインテークのようなのもの。
なお、現行2シリーズが登場した時にはその「寸詰まり感」が気になっていたものの、ブリスターフェンダーを持つM2が登場してからはその印象も一変。
この短さがいいんじゃないかと思えるようになりましたが、この「iM2」も同様の印象です。
なお、今後のBMWについて、iブランドがどうなるのかは不明。
ブランド自体の廃止はないと思われるものの、「エレクトリック」が核ではなく「自動運転」「コネクティビティ」を中心としたブランドになると言われ、一方BMWブランドからもフルエレクトリックモデルを発売、と言われます。
それぞれのブランドの棲み分けは不明で、BMWブランドからもによると「相互乗り入れはない」とのことでそれぞれ独自の道を歩むと思われ、となると「iM2」の夢に終わりそうですが、エレクトリックかも一段落すれば、今度はこういった「ハイパフォーマンスEV」をどのメーカーも発売してくるのかもしれません(その意味ではEV×スポーツは相当に先か)。
なお、メルセデス・ベンツはそのエレクトリックブランド「EQ」と既存製品とのコラボも考えており、コンセプトカーでは(GTコンセプト)AMG×EQというダブルネームとなっていますね。