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なぜアウディのRS/R系には(下位グレードに設定される)MTがない?→「売れないから」

投稿日:2017/08/04 更新日:

なぜアウディのハイパフォーマンスモデルにはマニュアルがないのか、という質問に対し、技術部門の責任者が「必要ないから」とあっさり回答。
アウディはベーシックモデルにはマニュアル・トランスミッションを用意しており、しかしながらハイパフォーマンスモデルのRS系、R8には「デュアルクラッチ(もしくはトルコン式AT)のみ」。
※アウディ(ほかメーカーも)がベーシックモデルにMTを用意するのはドライバビリティの観点ではなく販売価格の観点からと思われる

これに対し技術部門チーフ、ステファン・レール氏は「そもそも(これまでのモデルで)マニュアルの需要が10%しかなかった」としており、要望が強いものの、実際に発売してみるとほとんどの人がデュアルクラッチを選ぶ、ということを例に挙げています(同様に、新型ポルシェ911GT3/GT3RSでもマニュアル・トランスミッションが復活するものの、いざ発売すると実際はほとんどの人がPDKを購入し、時期モデルでは再びマニュアルが消滅すると思われる)。

加えて、「快適で効率的、速い」ということも述べていますが、まさに「その通り」としか言いようがなく、まさにハイパフォーマンスカーにおいてMTは死滅状態。
ただしシビック・タイプRのように「軽量性を重視してMTのみ」というメーカーもあり、ルノーも同様の考え方を持っているようで(新型メガーヌRSではオプションでヂュアルクラッチも用意)、この辺り各社で考え方の別れるところ。

なお、一般に「AT比率」が高いのは日本とアメリカと言われますが、日本の場合はスポーツモデルでもATが選ばれるケースが多く、しかしアメリカではスポーツモデルになるとMT比率が高くなる、という差異が。
アメリカは(都市部を除くと)比較的渋滞が少なかったり車を気持ちよく走らせやすい環境が整っている、という事情も関係しているのかもしれませんね。

関連投稿:アウディ・スポーツ「RSモデル、R8にドリフトモードの装着はない。そもそも嫌い」

Static photoColour: Catalunya Red

アウディ・スポーツの技術部門責任者、ステファン・レール氏がメディアに語ったところによると、アウディ・スポーツの車には「ドリフト・モード」は装備しない、とのこと。
「なぜなら、ドリフトでは速く走れない。タイヤがスリップするのは見たくないし、ドリフトモードを装備する理由はなく、そもそも私はそれが嫌いだ」と語っています。

アウディスポーツはアウディにおけるハイパフォーマンスを手がけていますが、つまりRSモデルやR8には(ステファン・レール氏の目が黒いうちは)ドリフト・モードが装備されないということになりそうです。

なおドリフトモードは最近大流行の装備で、フォード・フォーカスRSが装備したことをきっかけにメルセデスAMG E63(ベンツでドリフトですよ!)、そしてマクラーレン720Sにも装備。
おそらく今後も拡大採用される可能性が大きいと思いますが、生真面目なアウディがこれを取り入れるのはやはり難しいのかもしれません。

なお、ランボルギーニではドリフト・モードのかわりに「後輪駆動」のウラカンを用意していて、こちらはサスペンションのレートがハードになるなど「腕に覚えのあるドライバー向け」。
ガヤルド時代にも後輪駆動モデルが設定されていましたが、これらは「高いスキルを持つドライバーが自由自在にドリフトさせる」ことを意図しているようで、VWアウディグループの車でドリフトを行いたいのであれば、今のところ「ウラカンRWD」が最も適した選択なのかもしれません。

 

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