カーン・デザインがベントレー・ベンテイガをベースに制作した「ベンテイガ・ル・マン・エディション」を発表。
カーンはこれまでアストンマーティンなどスポーツカーをベースにしたカスタムを行うことが多かったようですが、最近はレンジローバー・イヴォーク、ジープ・ラングラーなどSUVにシフト。
今回のベンテイガ・ル・マン・エディションもそのトレンドを踏襲したものと思われます。
これから流行る?プロジェクト・カーンがジープ・ラングラーをカスタム
【まとめ】どんなものがある?ベントレー・ベンテイガの純正/車外カスタム(1)
カスタム/チューンの内容として、フロントだとカーボンファイバー製のスポイラー、そしてフロントグリル、サイドシル、ダーク調ウインドウトリム、リアスポイラー、エキゾーストパイプ、というのが主なところ。
最近のチューナー/メーカー純正カスタムの傾向同様、「ブラック」を強く意識したもので、ホイールはもちろん、本来クロームやアルミ調の仕上げを持つグリルやトリムをブラックに。
なおボディカラーはマットではなく、ちょっとだけ光沢のある(サテンブラック)。
内装においては「3Dヘリンボーンレザー」が使用され、ステアリングホイールのスポークやインテリアトリム類もブラックへと変更されています。
カーン・デザイン(Kahn Design)のホームページを見ていると、カスタムを行うブランドとしてはランボルギーニ、アストンマーティン、フェラーリ、マセラティ、メルセデス・ベンツ、ロールスロイス、アウディ、ベントレー、ジープ、ランドローバーといったところ。
現在注力している車種としては「メルセデス・ベンツGクラス」「ランドローバー・ディフェンダー/ディスカバリー」「ジープ・ラングラー」「レンジローバー/レンジローバー・イヴォーク」といったところが中心となっており、「普通のSUVでは満足できない」富裕層をターゲットとしているようですね(とくにサッカー選手がこういった”カスタムSUV”に乗ることが多い模様)。
プロジェクト・カーンの展開する「チェルシー・トラック・カンパニー=CTC」がカスタムしたジープ・ラングラー。
オーバーフェンダーやフロントフード、タイヤ/ホイールなど大きくカスタムされており、もともと持っているワイルドなイメージがさらに増加。
プロジェクト・カーンはレンジローバーなどオフローダー系のカスタムに積極的であり、チューナーとして他とはちょっと異なる立ち位置にあるのが特徴。
最近はクリーンでスマートな都市型SUVが増えていますが、一方でこういったアウトドアテイスト満載のオフローダーも人気があり、SUVがある程度行き渡ってしまうと次はこれか、と考えたりします。
カーン・デザインがジュネーブ・モーターショーにて、アストンマーティンDB9ベースのワイルドな「Vengeance」公開。
初代バンキッシュを意識したもので、それをカーン・デザインなりにさらに過激にブラッシュアップ。
コンプリートカーらしく全般的に手が入っており、かなり幅広な作りに。
限定5台にて販売される、とのことです。