メルセデス・ベンツがアラバマ工場に1200億円を投資しEVを生産すると発表したことに対し、テスラCEOが「足らん」と指摘
メルセデス・ベンツが、アメリカに構える稼働20年を迎えるアラバマ工場に120億円相当を投資し、EV/HV/PHEV生産を加速させるという報道を行ったUSA TODAYに対して、テスラが「全然不足。額が1ケタ少ないとツイッター上で指摘し、メルセデス・ベンツ(正確にはダイムラー。”メルセデス・ベンツ”はダイムラーの乗用車ブランド)とのやりとりのついて応酬が発生。
ツイッター上でメルセデス・ベンツとテスラがつぶやきの応酬
まずはUSA TODAYのコメント。ダイムラーが1200億円相当の投資を行う、という発表に対し、テスラCEO、イーロン・マスク氏が「足りない。ゼロが一つ少ない」とコメント。
Mercedes makes a $1B bet it can take down Tesla. @NathanBomey reports https://t.co/tirO8rmRtS
— USA TODAY Money (@USATODAYmoney) 2017年9月24日
これに対しダイムラー(メルセデス・ベンツ)は「すでに1兆円以上を投資している」と反論。というのも、今回の報道は「アラバマ工場のみ」の投資額であり、実際にダイムラーは1兆2000億円程度をEV関連に投資、と発表されていますね。
You're absolutely right @elonmusk. Here the missing zero: Investing >$10bn in nxt gen EVs & >$1bn in battery prod. ? https://t.co/Tk747isWAc
— Daimler AG (@Daimler) 2017年9月25日
イーロン・マスク氏「Good」。
Good
— Elon Musk (@elonmusk) 2017年9月25日
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こちらはそのアラバマ工場投資を発表した際の動画。