まだまだ日本へ来るのは先のことになりそう
2017 - Essais Presse ALPINE A110 dans la région d'Aix-en-Provenceアルピーヌが新型A110の新しい画像、そして動画を公開。
ずいぶん前からティーザーキャンペーンが開始され、その後2017年ジュネーブ・モーターショーにて発表。
続いてディーラー網設立の発表や車両の展示、初回限定モデル「プレミア・エディション」の受注開始、メディア向けの試乗会などが開催され、徐々にその認知度が拡大している状態にあります。
今回公開されたのは「プレミア・エディション」
アルピーヌA110はミドシップスポーツという性格上、アルファロメオ4C、ポルシェ・ケイマンと真っ向から競合する車。
初回限定版「プレミア・エディション」はそのブランド価値を最大限に高めるべく、内外装においてビジュアル面でのアップデートが図られたモデルとなり、限定台数は1995台。
価格は欧州にて58,500ユーロ、とアナウンスされています。
スペックは標準モデルと変わらず1.8リッターターボエンジンは252馬力を発生。
0-100キロ加速は4.5秒、最高速度は時速250キロ。
最大の特徴は「軽量化」で、車体重量は1080キロに収まる、とされています。
アルファロメオ4Cは1050キロ/240馬力(1.7リッターターボ)/849万円、ポルシェ・ケイマンは1410キロ/300馬力(2リッターターボ)/619万円なので、パワーウエイトレシオとしてはライバルに比べて優位性がある、と言えますね。
ターゲットはこんな感じの男性?
乗車状態の画像を見ると、やはり車体がかなりコンパクトなこともわかります。
まずは左ハンドル国向けの生産を行い、その後にイギリスや日本向けの右ハンドル車を生産。
よって日本へ入ってくるのは2018年後半以降となる模様。
ドリフトも許容する設定を持つと思われ、絶対的なタイムよりも「楽しさ」を重視した車となりそう。
アルピーヌA110のインテリア、細部を見てみよう
インテリアは先進性を感じさせますが、ステアリングホイールのセンターパッドにあるエンブレムはちょっとレトロな感じ。
メーターはフルデジタル。
シンプルで囲まれ感の強いコクピット。
シートのサイドサポートはかなり深いようですね。
トランスミッションは7速デュアルクラッチのみ。
セレクターボタンの前にはケースに入ったカードキーのようなもの(ルノーと共通の形状?)も。
ダイヤモンドステッチにフレンチフラッグ、ボディカラー同色のパネル。
スポーツカーらしい仕上げですね。
シートレール(とシートとの接合部分)は金属製のプレートを使用したもので、社外品のフルバケ同様。
シート自体も軽量で、13キロ程度(普通の車の半分くらい)しかないと言われますが、目に見える部分でも軽量化を感じられるのは所有する満足感を向上させてくれる部分だと言えます。
助手席フットレストもスパルタンですね。
ブレーキ、ホイール、タイヤすらも軽量化の対象になったとされ、リアのブレーキキャリパーにはパーキングブレーキを内蔵。
残念ながらエンジンは見えず。
外装にもフレンチフラッグ。
テールランプの発光形状は特徴的。
フロントも同様に独特の発光形状を持つようで、こういった部分もまた、オーナーに満足感を与えてくれそうです。
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