| ウラカンの構造、そして洗車についての注意点 |
| 融雪剤には気をつけろ |
ランボルギーニ・ウラカン洗車。
前回の洗車が2017年12月なので、ほぼ2ヶ月ぶりの洗車です。
というものこの時期は雪が降りやすいこと、そしてそのために路上へと融雪剤が撒かれているために「あまり車を出したくない」と考えているためで、そのため「ほとんど最近はウラカンに乗っておらず」洗車インターバルが長めに。
もちろんウラカンに乗って出かけたい気持ちはあるものの、ぐっと我慢することとなっています。
アンダーパネル付きのスーパーカーは要注意
なお、融雪剤が問題となるのは、成分に塩分を含むために金属パーツが酸化しやすくなることが理由ですが、もちろんウラカン含む近代の自動車はしっかりと金属パーツに防錆処理が施されているために錆の心配はほぼないのが実情(それでも経験上、リフトアップすると錆びている車もあった)。
それでもこの時期に「ウラカンを無理してまで乗ることはない」とは考えていて、それはやはり融雪剤が直接金属パーツに触れることのほか、それらがボディに付着してしまうと洗車時に塗装を傷つける可能性があること(ザラザラしているので)、そしてなによりウラカンの場合は「アンダーボディに融雪剤が入り込むと除去が難しく、しばらくはその影響に悩まされることになる」ため。
これはどういうことかというと、ウラカンのようなスーパーカー、高性能スポーツカーは空力性能を考慮してボディ下部が「パネルで覆われて(パネルが車体裏側に貼り付けられているイメージ)」いるのですね。
そしてこのパネルと車体との隙間にに融雪剤が入ると「簡単には取れない」、具体的に言えばパネルを外さない限りは除去できないということになり、これが心理的に良くないと考えているわけです。
なお、ウラカンのボディ下部はこんな感じ。
これはミニカーだから「ツルンとしている」のではなく、実際にこういったパネルで覆われて「フラットに」なっています。
サスアーム付近から巻き上げられた融雪剤がこれらパネルと車体との間に入ってしまい、そうなるとずっと融雪剤は「パネル内側と車体に付着したまま」になるであろうことがわかりますね。
こちらは一般の車。
各パーツがむき出しになっていて融雪剤の影響を受けやすくなっていますが、そのぶん「下回り洗浄」によって融雪剤の除去も簡単だということもわかります。
ウラカンの場合、この状態にて、この上から「パネルを貼り付けた」と考えるとわかりやすいかもしれません。
こういった事情もあってこの時期は「できるだけ乗らない」ようにしているのですが、これはこれで(乗りたいのに乗れないので)けっこうツラいのもまた事実。
なお、アンダーパネルに何か入り込むとどれだけそれを取り除くのが難しいかはこの動画を見るとよくわかります(泥の中をウラカンで走ってあちこちに泥が詰まってしまい、それを除去するのに苦労している)。
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さて、ランボルギーニ・ウラカンを洗車。
今日はウラカンにかかわらずですが、ぼくが洗車時に気をつけていることを記載してみたいと思います。
まずは「爪」。
これは伸びていてもアウトですが、さらに要注意なのは「切りたての爪」。
爪を切ったすぐあとは、たとえヤスリで断面を整えていたとしても角が立っていたりギザギザで攻撃力があり、これがクルマの塗装面に触れるとあまりよろしくない、と考えています。
たかが爪、されど爪
たかが爪ではありますが、思いがけず強い力でボディに当たった時には傷がついてしまう可能性が高く、よってぼくはこれに注意している、ということですね。
ただ、いくら爪をクルマに当てないようにしていても、ホイールのスポークなど込み入った部分を洗う時にはどうしても爪をボディに爪を接触させてしまうことがあり、その際になるべくボディ(塗装)に傷をつけないよう、ぼくは爪を切った数日内にクルマを洗うことになった場合、事前にサンドペーパー(目の細かいもの。2000番以上)で爪の先を丸く削り、攻撃力を落としています。
スプレーはボディとは必ず逆の方向に
洗車後にボディを手入れする際、様々なスプレー式のケミカルを使用すると思います。
タイヤワックス、樹脂メンテナンス用のケミカル、コーティング保護剤など。
そういったスプレー式ケミカルはいったんウエスに内容物を吹き付けてから使用することが大半ですが、その際に(いかにウエスとスプレーとが近くとも)ボディにスプレーが向いていると、ノズルの方向などによって思わぬ方向にケミカルが飛び散り、それがせっかく拭きあげたボディに付着することも。※これは経験がある人も多いと思う
その場合は「拭けばいい」だけではあるものの、ケミカルはかなり拭き取りにくく(跡が残る)、かつ力を入れたりクリーナーを使用するとそのぶんボディを傷つける可能性が高くなるわけですね。
よって、いくら面倒でも「必ず」スプレーはボディとは反対の方向を向け、ウエスに内容物を吹きつけるようにしています(それでもついつい、”大丈夫だろう”と思ってボディ側へ向けてスプレーすることもあり、その場合は案の定「あっ・・・」となってしまう)。
ウエスは高い位置で絞らない
水を吸ったウエスを絞る場合ですが、高い位置で絞ると床に落ちた水が跳ね返り、拭きあげたボディを汚すことがあり、そのためぼくはウエスを絞る場合、面倒ですが腰を落として低い位置(水が跳ねないよう)でウエスを絞るようにしています。
もしくはちょっと離れた場所でウエスを絞るのもいいかもしれませんが、とにかく水跳ねには注意していて、床に溜まった水の上を歩く時も「水を跳ねあげないように」ゆっくり歩いたりします。
以上、細かいことばかりではありますが、ぼくが洗車時に気をつけていることでした。
ランボルギーニ・ウラカン洗車。梅雨のため乗る機会が少なくインターバル長め
ランボルギーニ・ウラカン洗車。
しばらく前まで梅雨であったために乗る機会が少なく、走行距離も少ないために洗車のインターバルが長くなっています。
もちろんカーボンセラミックブレーキの恩恵もあるわけですが、洗車しているとブレーキダストは少ないものの、ホイールの裏側には確実になにかザラザラしたものが付いており、これがカーボンセラミックブレーキ特有のダストなのかと思います(けっこう大粒)。
気をつけないといけないのは、これはそうとうに硬いはずで、これを洗車用タオルにつけたままボディを洗うと確実に傷がつくであろうこと。
よってボディ用、ホイール用の洗車用タオルは間違っても同じものは使用できない(ぼくはいつも使い分けている)ということになりますね。
なおウラカンは洗車して拭き取った後もけっこう水があちこちから出てきます。
とくにドアの下部からは盛大に出てくるようですね。
そのためにぼくは、洗車後にサイドステップとドアとの隙間にティッシュを詰め、水分を吸収させるようにしています。
この時期に気をつけないといけないのは、気温の高い時や直射日光の当たる場所で洗車しないこと。
ボディカラーがホワイトといえども一瞬で水が焼き付いてしまうので、ウォータースポットの原因となってしまいます。
同様に走行直後も車体がかなり熱いので洗車は避けたほうが良いでしょうね。
とくに走行中雨に降られたり過度に汚れたりしなければ、次回の洗車は一ヶ月半くらい後を予定しています。