| 知らない車がけっこうあった |
ポルシェは先般より、様々な角度にてポルシェの考える「トップ5」を選出し動画で公開していますが、今回は「ポルシェ史上、もっとも軽量な車トップ5」が動画で公開に。
これを見ると全く知らない車も出てきて、ポルシェは本当に色々な車を作っている会社であることがわかります。
「軽量な車TOP5」を見てみよう
911 CARRERA RS 2.7SPORT
まずベスト5は「911カレラRS2.7スポーツ」。
もはや911のスポーツモデルの代名詞とも言える車で、1973年に製造され、通称「ナナサンカレラ」としても有名。
グレードは「ツーリング」「スポーツ」「レーシング」とあり、当時日本に入ってきたのは「スポーツ」14台のみ。
軽量化のためにレカロのフルバケットシートを採用し、後部座席を取り外して2シーター化、そして細かいところではダッシュボードの時計や助手席のサンバイザーを取り除くなど「徹底した」対応がなされています。
重量は975キロ、出力は210馬力。
ナナサンカレラ(ポルシェ911カレラRS2.7)の中でも希少な「軽量モデル」が競売に。生産わずか200台
ジェイ・レノガレージにパトリック・デンプシーとナナサンカレラ、991GT3RSが登場。新旧RSを乗り比べ
PORSCHE 906 CARRERA 6
ベスト4は「906カレラ6」。
1966年に登場したレースカーで、フラット6を搭載。
日本では「日本グランプリ」にて日産R380との好バトルで有名ですね。
675キロ、210馬力。
PORSCHE 356SL
ベスト3はポルシェ356SL。
これはフェリー・ポルシェが「次のステップ」に進むために制作した試作車とのことで、もとは自身の車を改造したもの。
タイヤハウスにカバーを取り付けて空力が改善された車両がル・マンで優勝を飾っていますね。
なお「SL」は「スーパーライト」を意味し、「スーパーレッジェーラ(超軽量)」と同じ内容。
メルセデス・ベンツの「SL」はSport Leicht、つまりスポーツ/ライトで異なる意味を持っています。
この356SLの重量は670キロ、出力は70馬力。
PORSCHE 718 FORMEL 2
そしてベスト2はポルシェ718フォーメル2。
完全なレーシングカーで、前高わずか90センチ、重量は456キロ、出力は150馬力。
1959-1690年の間に製造されています。
PORSCHE 909 BERGSPYDER
第一位はポルシェ909ベルクスパイダー。
ポルシェがヒルクライム用に作成した車で、ベースはポルシェ910。
フレームはアルミ、ボディパネルはFRP製となり、エンジンは2リッター水平対向8気筒。
重量はなんと384キロ、出力は275PS。
つまりパワーウエイトレシオ1.39ということになり、マクラーレンが発表した「究極のロードカー」、セナの”1.52”をも軽く凌駕しており、クレイジーとしかいいようのない車ですね。
それでは動画を見てみよう
こちらがポルシェ自身によって「軽量な車トップ5」が紹介される動画「Porsche Top 5 - Lightest Porsche Models」。
https://www.youtube.com/watch?v=Yjg_rE-By2E
あわせて読みたい、ポルシェ「トップ5」関連投稿
ポルシェが「もっともいい音」を出す車を動画で公開。1位はやっぱりカレラGT
ポルシェ公式「ワイルドなリアウイング、トップ5」が動画にて。1位は935”モビー・ディック”
ポルシェが公式にて「レアなポルシェ」という動画を公開。これが希少ポルシェのベスト5だ
ポルシェが「レースから市販車に転用された技術ベスト5」を動画で公開。PDKは選に漏れる
【動画】ポルシェがグリッドガール廃止に反対?美女を登場させるというこれまでにないプロモーション