| 中国でラーメンといえば「蘭州ラーメン」 |
さて、中国食い倒れシリーズですが、今回は「蘭州(兰州)ラメーン」。
最近日本でもちらほらとお店ができてきていますが、中国でラーメンというと「蘭州ラーメン」、チャーハンというと「揚州炒飯」をさすというほど蘭州ラーメンは有名。
そんなわけで中国では大体どこへ行っても蘭州ラーメンのお店があります。
独特の香辛料っぽい味も
なお、蘭州にはイスラム教徒が多いという関係で、蘭州ラーメンを経営している人はたいていイスラム教徒の人。
このお店もそうですね。
メニューもイスラムっぽい感じ。
「政宗」というのは「本物」「真性」というような意味、とのこと。
メニューはけっこういろいろある!
ただしイスラム教では豚を食べることが禁止されており、当然ながら豚関連メニューはゼロ。
中国では豚(中国語では猪)は非常に一般的なだけに、ここだけ別世界のよう。
こちらは牛肉炒飯と揚州炒飯。
一緒についてきたスープ(美味)。
羊肉の炒め物。
食べるのが困難なほど辛く(玉ねぎが甘いのがせめてもの救い)、途中でギブアップ。
こちらが蘭州ラーメン。
一番上の画像はまたちょっと違う「刀削面」ですが、両方ともあっさりめのスープに牛肉が入っていて、麺がモチモチしていて「肉うどん」的な印象があります。
ただ、ハッカクかなにか、ちょっと独特な香辛料の味と匂いも。
こちらは豆乳。
割と中国では一般的な会社の製品のようですが(よく見かける)、コーラの瓶のようなものに豆乳が入っているのは新鮮。
なお中国ではかなり豆乳を飲まれるらしく、いろいろな種類の豆乳が存在しますが、いずれも「成分無調整」のようで、かなり豆(というか豆腐)の味がするのが特徴。
こういったローカルな感じのお店では、お店の中(ときには外)にある冷蔵ケースから勝手に飲み物を取ってきて飲むのが一般的なようですね。
「VITASOY」というブランドのようですが、「VITAMIN(ビタミン)」と「SOY(大豆)」とのハイブリッドをイメージしていると思われます。