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ブラックバッジよりも”真っ黒な”カーボンエンブレム採用限定ロールスロイス、「アダマスコレクション」登場

2018/05/05

| ロールスロイスはこまめに限定モデルを連発 |

Rolls-Royce Black Badge Dawn & Wraith

ロールスロイスはつい先日、レイスに「ルミナリー・コレクション」なる限定モデルを追加していますが、今回はさらに別の限定シリーズ、「Adamas Collection(アダマス・コレクション)」を追加。
これは人気の「ブラックバッジ」シリーズをベースにし”さらに黒い”仕様としたもので、レイスには40台、ドーンには30台が設定される、とのこと。

ロールスロイス初のカーボン製”スピリット・オブ・エクスタシー”

ボディは2トーン仕上げとなり、「ブラック&アフロディーテ・レッド」と「ブラック&モーフィアス・ブルー」の2パターン。
さらには「完全ブラック」のフロントグリル(ブラックバッジの場合、グリルサラウンドはブラックだが、ルーバーはブラックではない)、ロールスロイス初のカーボンファイバー製スピリット・オブ・エクスタシー(フライングレディ)を装備。
ちなみにこの「カーボン製」フライングレディーは294層にも重ねられた航空機グレードのカーボンファイバーによって構成され、68時間をかけて製造される、とのこと。

インテリアにおいては「マンダリン・オレンジ」もしくは「コバルトブルー」が選択でき、ダッシュボード上のアナログクロック周辺には88個の人工ダイヤモンドがあしらわれることに。
なおクロックのベゼルや文字盤にも切削加工やポリッシュがかけられたアルミが使用され、ヘッドライナー(屋根の内張)には1340もの光ファイバーによるイルミネーションが装着されている、とのこと。
もちろんこのルーフライナーはクーペモデルであるレイスのみの装備で、オープンモデルのドーンには構造上「非装着」(この理由によってもレイスを選びたくなる)。

ロールスロイスCEO、トルステン・ミュラー・エトベッシュ氏によると、この「アダマス・コレクション」はブラックバッジの反骨精神とロールスロイスが脈々と受け継いできたクラフトマンシップとの融合の結果だとしており、「真のモダン・ラグジュアリーや先進性、大胆さとの融合を恐れない、リスクテイカーに向けた車だ」と述べています。

ロールスロイスというと「紳士淑女のための車」というイメージがありますが、実際のところかなり革新的な試みを数多く行なってきたブランドでもあり、さすがにロールスロイスを率いてきた人の言うことは一味違う、と言う感じですね。

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