| マクラーレンが生産風景を動画で公開 |
マクラーレンは非常に美しい工場を持ち、その様子は工場というよりもなんらかの研究施設のようだと言われますが、今回その工場の様子が公開に。
マクラーレンは2017年に3,340台のクルマを販売しており、そのうちの2/3はスポーツシリーズ。
そしていずれのクルマも「ハンドメイド」にて造られている、とのこと。
2025年には年産6000台規模に
なお、マクラーレンはこれまでその核となるカーボン製バスタブシャシー「カーボンモノセル」を外注しており、しかし新たに自前のカーボン関連研究施設兼工場を建設し、すでに自社生産に切り替えているものと思われます(工場建設がアナウンスされたのがちょうど1年前)。
今回動画にて紹介されているマクラーレンの工場は、これまでにあった「マクラーレン・プロダクション・センター(MPC)」で、現在一日あたり20台を生産している、とのこと。
マクラーレンは最近、更新された中期計画「トラック25」つまり2025年までの事業計画を発表しており、これによると2025年までには全てのモデルをエレクトリック化し、生産台数は年間6000台レベルに増加させるとしています。
動画を見ると「手作業」の部分が多く、「6000台」を達成するには自動化を進める必要がありそうですが、どこかでその「転換期」が訪れるのでしょうね。
↓ペイントされた後に前後のアルミ製サブフレームと合体されるキャビン部分。流れ作業ではなくけっこうレトロな工程
↓エンジンもけっこう手作業
↓完成後には検査
↓傷があったところなどにはテープでマーキング
↓工場内には「セナ」も。見たことがないマットなスカイブルーの姿
↓ディスパッチ(出荷)エリア
↓養生用の白装束を身にまとって出荷
それでは動画を見てみよう
こちらがマクラーレンの工場にて、その車両の生産工程を収めた「McLaren car production」。
こちらはアストンマーティンの生産風景、「How it's made: Aston Martin DB11」。
マクラーレンとは逆に意外と自動化されています。
さすが自動化率の高いポルシェ、「My PORSCHE 911 GT3 is VERY, VERY GREEN!」。
こちらはフェラーリの工場、「70 Years of Ferrari: How Craftsmen and High-Tech Robots Build the World’s Most Famous Cars」。
新しく建設したランボルギーニの工場、「Lamborghini Factory Is Ready To Welcome The Urus SUV」。
https://www.youtube.com/watch?v=HJOU87bcsjI
ポルシェ911のエンジン製造の様子を記録した「Porsche 911 Engine PRODUCTION - CAR FACTORY Assembly 2018」。
こちらはベントレーのエンジン製造風景、「Bentley Continental Car Factory HOW IT'S MADE the W12 Engine」。
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