| ヘネシーがフォードGT風のカスタム・マスタングを製作 |
ヘネシーが10,000台目のチューニングカーを世に送り出したことを記念し、フォード・マスタングをベースにしたチューニングカー、「ヘリテージ・エディション」を公開。
これは「フォードGTヘリテージ・エディション」にヒントを得たもので、19台のみを製造販売する、と発表。
すべての車両はこの「レースレッド」に統一され、ホワイトのグラフィックが入ると発表されています。
カーボン外装にローダウン、大径ホイールと「定番」チューン
外装だとフロントにカーボンファイバー製スポイラーを装着し、サイド、リアにもカーボン製パーツが与えられています。
機能面ではステンレス製キャタバックマフラー、ローダウンサスペンション、ブレンボ製強化ブレーキ、20インチホイール、ミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2タイヤというのがが主だった(ノーマルからの)変更点。
そしてもちろんエンジンにも手が入り、大容量フューエルインジェクター、フューエルポンプ、ハイフローエアインテーク、強化インタークーラー、スーパーチャージャーが装着され、出力はなんと820馬力に、そして0-100キロ加速は3.3秒、最高速度は時速322キロに。
内装の画像はなく、しかしヘッドレストには記念ロゴのエンボス加工、加えてシリアルプレートが装着されるようですね。
残念なことに販売されるのはアメリカ国内のみ、価格は89,950ドル、とのこと。
なお、ヘネシーは世界最速を記録した「ヴェノム」を製造販売したことでも知られ(そしてヴェノムF5も発売予定)、非常に高い技術を誇るチューナーとして有名ですね。
ヘネシーが「ヴェノムF5」発表。最高速度は482km/h、0-400-0キロ記録も更新。「現存するどのF1マシンよりも速い」
世界最速記録を持つヘネシーが顧客と元従業員から非難を受ける。資金流用にて
ヘネシー・ヴェノムGTスパイダーがヴェイロンを抑えて世界最高速記録を更新
それにしてもこのカラーリングはナイス。
なお、こちらが本家のフォードGTヘリテージ・エディション。
「オプション」扱いではありますが、フォードに選ばれた人のみが装着できるものだ、とアナウンスされています。
今回のマスタングはこの「フォードGTヘリテージ・エディション」をかなりの精度にて再現していることがわかりますが、マスタングのボディ形状にマッチしたアレンジが施されているようですね。
ヘネシーのカンパニーカラーが「ブラック/レッド」なのでこうなったのだと思われるものの、ケーキで「黒」というのはかなりのインパクト(ケーキを載せているテーブルも気になる)。
そして食べる!