| 欧州の内装スペシャリスト、Neidfaktorがマスタングの内装をカスタム |
ドイツ(オーストリアかも)の内装スペシャリスト、Neidfaktor(ニードファクター)がフォード・マスタングのインテリアをカスタム。
欧州チューナーがアメ車のカスタムを行うのはかなり珍しい例とも言えますが、同じく欧州拠点の内装カスタムショップ、Vilner、カーレックスもマスタングを複数台手がけており、それだけ欧州でもマスタングの人気が高い、ということを表しているのでしょうね。
プロジェクト名は「オレンジ・ブラック・ビューティー」
なお、ニードファクターはそのカスタムにおいて毎回名称を付与することで知られますが、今回のプロジェクト名は「オレンジ・ブラック・ビューティー」(これまでにも”ホワイトパール・プロジェクト”などがあり、その色をプロジェクト名にする事が多い)。
文字通りオレンジとブラックを使用したもので、ブラック部分はアルカンターラへと張り替えられ、そこへオレンジのステッチ/パイピングが施されるとともにドリンクホルダー、シフトゲート周辺、エアコン吹出口などがオレンジにペイント。
カーボンパーツも使用されており、今回の内装カスタム費用はおおよそ70万円ほどだとされますが、ブラックを基調としたこともあって「分かる人にしかわからない」仕様となっており、ぼくだったら「もっとカスタムしたことがわかるカラーに変更するのになあ」と考えたり。
ただ、このオーナーさんは「純正ライクに」仕上げ、カスタムしたことがわからないようにと狙ったものだと思われ、むしろぼくも「そういったお金の使い方ができるように」ならねば、と思うことも。
ニードファクターはこんなことをやっている
なお、ニードファクターは内装カスタムのほか、エキゾーストシステムの交換やカスタムのコンサルタントも行っていて、要は「トータルでクルマをカスタムする」ことに長けている、と言えそう。
フェラーリ、ランボルギーニ、アウディ、メルセデス・ベンツ、ポルシェに強く、たとえばシートだといくつかのパターンオーダーのようなものを用意し、そこからステッチや素材、カラーを選択できるようようになっています。
カーボンパーツだとこういった感じでステアリングホイールや内外装各パーツを取り揃え。
そのほかアウディTTのカスタムや、
同じくアウディだとRS3、
日産GT-Rのインテリアカスタム、
ランボルギーニ・ウラカンの内外装カスタム、
https://intensive911.com/?p=133012
ポルシェ911GT3のカスタムも。
全般的に「さりげない」カスタムが得意のようですね。
ただ、中にはこういった思い切ったカスタムも。