| ランボルギーニがレストアしたミウラSを二台公開 |
ランボルギーニがそのレストア部門、ポロストリコにてレストアしたミウラSを二台公開。
これはイギリスで開催されたサロン・プリヴェにてお披露目されたもので、ビアンコ・ポロとヴェルデ・スキャンダルの二台。
ビアンコ・ポロのミウラSはもともとロッド・スチュワートが所有していたもので、こちらは「70年代スーパーカー部門」にて最も高い評価を集めた、とのこと。
カラーコンビネーション、ナンバープレートは「当時のまま」
このビアンコ・ポロのミウラはシャシーナンバー4863で、18ヶ月をかけてレストアされ、もちろんボディは完全に分解されてダメージが修復されているようですね(ミウラSVへとカスタムされたときの痕跡が残っていた)。
ボディカラーの「ビアンコ・ポロ」はオリジナルのホワイトに比べるとちょっと「青白い」色だそうですが、ナンバープレートは最初に登録された時の「JLL 831K」を継続しており、内外装もロッド・スチュワートが注文したものとほぼ同じカラーに戻してあるそう(ポロストリコヘ持ち込まれた時はブルーだった)。
世界で最も走行距離が少ないミウラSも
そしてもう一台公開されたミウラSはシャシーナンバー4845で、1971年6月28日にシンガポールのオーナーに向け出荷されたという記録が残っていて、その後欧州へ(レストアのために入庫するまでは)戻ってくることはなかった、とのこと。
走行距離はわずか2100キロで、これはおそらく「世界で最も走行距離が少ないミウラ」と見られているようです。
なお、このミウラは1970年代終わりまで公道を走行したことはなく、その後2009年に現在のインドネシア在住のオーナーへと所有権が移り、そのオーナーが今回ポロストリコヘとレストアを依頼した、とのこと。
ランボルギーニ・ポロストリコはこれまで多数のクルマをレストアしている
「ポロストリコ」はランボルギーニのレストア部門で、当時の資料をもとに、そのクルマをオリジナルの姿へと戻すのがその役割。
これまでも数々の名車をレストアしていますが、ここでその一部を見てみましょう。
まずはランボルギーニ市販車第一号、「350GT」。
とても51年前のクルマとは思えない、ランボルギーニ・マルツァル。
すでに50歳となるイスレロ、エスパーダも。
ジャンパオロ・ダラーラ氏が乗っていた軽量ボディの珍しいミウラ。
先日日本へと搬入されて話題になった、「ミウラ イオタSVR」。
VIA:Lamborghini