| ロールスロイス・カリナンをストレッチ&防弾仕様に |
最近話題の防弾仕様。
今回はドイツの防弾カスタム専門会社、Klassenがロールスロイス・カリナンの防弾、さらにストレッチ仕様を発表しています。
ロールスロイス・カリナンはロールスロイス初のSUVで、571馬力を発生する6.75リッターV12エンジンを搭載し、その価格4000万円ほどという超高級SUV。
ストレッチ仕様のカリナンは全長が6メートル25センチへ
そして今回Klassenが公開した「防弾+ストレッチ仕様のカリナン」はその価格なんと2億4000万円。
標準仕様のカリナンが6台も買えてしまう価格ですが、全長はなんと1016ミリも拡大し、6357ミリという長大なサイズへ。
オプションとしては「パノラミックガラスルーフ」、そしてバング&オルフセンのオーディオシステム、前席とを隔てるパーテーションウォール、マルチメディアセンター、アンビエントLEDライト等。
さらに様々な機能はiphone経由でコントロール可能、としています。
なお、防弾レベルは「7」、オプションで「9」まで上げることができるようですね。
制作にかかる期間は6ヶ月としていますが、これだけの大改装を行う割には「意外と早くできるんだな」という印象。
なお、これだけのストレッチと防弾防爆化を行うとなると、その重量は余裕で(最低でも)2トンほど増えることになると思われ、そして気になるのが動力性能への影響。
もちろんこういった車は走りを云々するものではなく、運動性能を気にしているわけではありませんが、場合によっては車両の最大積載量や牽引能力を超える重量が「上乗せ」されることになり、その場合のエンジンやトランスミッション、サスペンションなどにかかる負荷はどう処理されているんだろう、と気になります。
もちろんKlassenは専業なのでそのあたりのノウハウが蓄積されていそうですが、ギア比などは変更しておかないと「出だしが異常に遅い」クルマになったりしそうですね。
Klassenは伸ばせるものはなんでも伸ばす
ウエブサイトを見ているとKlassenはとにかく伸ばして伸ばして伸ばしまくるようで、そのプランはおおよそ「350ミリ」「580ミリ」「1016ミリ」ストレッチの3種類(モデルによって差はある)。
メルセデス・マイバッハはもちろんメルセデス・ベンツGクラス、メルセデス・ベンツVクラス、ベントレー・ベンテイガ、ロールスロイス・ファントム、などをストレッチしています。