| ガンサー・ワークスがポルシェ911(993)のレストモッドを公開 |
ぺブルビーチにて「フルカーボンのポルシェ911(993)コンバージョン」を発表して話題になったガンサー・ワークス(Gunther Werks)ですが、今回はそのカーボン製キットを使用して作成した、完成状態のコンプリートカー「400R」を公開。
これはラグナセカで開催されたポルシェの祭典、レンシュポルト・リユニオンにてお披露目されたもので、ガンサーは今回の400Rを「スポーツツーリング」グレードだと説明。
なおボディカラーはオリジナルの「ソーラーレッド」とのこと。
思ったよりも細部まで手が込んでいた
ガンサーではベースとなる車両を持ち込むと完全にモノコックのドンガラ状態まで分解し、そこからカーボン製のボディパーツを合体させ、さらに430馬力の4リッター・フラットシックスエンジンをドッキング。
なおボディは前後輪それぞれ3インチづつ拡大しており、サスペンションはアダプティブダンパーに、そしてブレーキはブレンボ製へと変更。
なお、随所に「PORSCHE」の文字が見られますが、逆に「GUNTHER」の文字はほとんど無いようですね。
ガンサーではいくつかのボディ形状を提案していますが、今回の「スポーツツーリング」スペックだと「ダックテール」スポイラーを装備しています。
エアクリーナーのトップはダーク調の加工が施され、誇らしげに「4.0L」の文字。
ここはフードを閉じると「見えなくなる」部分ですが、しっかりと手が入っているということになりますね。
グリルには「4.0L」、そして「Sport Touring」の文字が入ったプレート。
テールランプ形状は純正とよく似ていますが、この画像を見ると「フルLED化」されているようですね。
ガンサー400R”スポーツツーリング”の内装はこうなっている
そしてこちらはガンサー400Rのインテリア。
リアシートは撤去されているものの、美しいカーボン製のパネルで覆われ、ステッチの入ったレザー製のパッドや消火器も。
メーターリングやキーシリンダー周辺、シフトノブの一部、ドアインナーハンドルなどメタル部分はエアクリーナー同様にダーク調。
そのほかカーボンファイバー、グレーのアルカンターラ、レッドレザーとが組み合わせられたレーシーかつ渋い仕上がりに。
バケットシートのシェルはカーボン製。
見るからに軽そうな感じですね。
VIA: Gunther Werks