| これはけっこうイケてるかもしれない |
光岡自動車が、その50周年を記念して新型車「ロックスター(Rockstar)」を発売。
ベースはマツダ・ロードスター(ND)で、価格は4,688,200円から。
すでに専用サイトも公開し、50台限定にて先行オーダーを受け付けています。
このロックスターは1960年台のアメリカ車、具体的にはシボレー・コルベット(C2世代)を意識したもので、クラシカルなルックスに優美な曲線デザインが特徴。
オプションではあるものの、クローム調のホイールにBFグッドリッチのタイヤを揃えるなど「やってくれるぜ」的なクルマが出てきたな、という感じ。
スペックはロードスター同様、ボディカラーはアメリカを意識した5色
ロックスターのグレード構成は「S(4,688,200円)」、「S Special Package(MT/4,983,800円)」「S Special Package(AT/5,183,600円)」の三つ。
エンジンはいずれも1.5リッターSKYACTIV-Gで132馬力です。
装備についてはマツダ・ロードスターの「S」「S Package」と同じ内容となるようですね。
ロックスターのボディサイズは全長4355ミリ、全幅1750ミリ、全高1235ミリ。
ロードスターが全長3915ミリ、全幅1735ミリ、全高1235ミリなので、ロードスターよりも長く広い、ということになります。
Aピラー、ドアミラー、ドアパネル以外はすべてオリジナルとなり、とくに前後フェンダーのデザインは秀逸。
クローム調のフロントバンパーも「いい雰囲気が出て」いて、ヘッドライトやウインカー、テールランプもオリジナルデザインとなり、「けっこうイイなコレ」という感じです。
なお光岡ロックスターはマツダ・ロードスターベースながら、マツダとは完全に異なるボディカラーを採用。
アメリカンな6色が用意され、やっぱりアメリカンなカラー名が付与。
まずは明るい水色でアメ車の定番、ロサンゼルスブルー。
ニューヨークブラック。
シカゴレッド。
シスコオレンジ(”サンフランシスコ”でないところがイカス)。
ワシントンホワイト。
アリゾナイエロー。
なお、この「ロックスター」のコンセプトは下記の通り(光岡自動車のサイトより)。
熱くほとばしるような熱情を持っていてそれが何かのキッカケで爆発することが誰にでもある。どんな人もスターになってみたい気持ちはあるし、その輝きに憧れるもの。「クルマ離れ」は誰のせい? クルマをつまらないものにしてしまったのは作り手にも責任があるのではないだろうか。クルマには人をワクワクさせ惹きつける魔力があるはず。ある人は、日常から逃れ好きな場所へ行き、思い思いの時間を手に入れる。ある人は、底知れぬスピードとパワーを身にまとって、まるでヒーローに変身できる。ある人は、本当の自分を全て知っている相棒に癒され心を解放される。そこにある「自由」こそクルマの魅力ではないだろうか。
光岡ロックスターのオプションはこうなっている
なお、ロックスターには魅力的なオプションが多数。
現在公開されているのは下記の通りですが、まずは「カラードソフトトップ」。
ロードスターに用意されない「オフホワイト」が魅力的で、これにあわせたホワイトのピラーやミラーキャップも。
ダークレッドのほかに「レッド」もあるようです。
そしてボディカラーにあわせたAピラー、ミラーキャップ、七宝焼きエンブレム。
インテリアだとセンターストライプ入りのレザーシートが魅力的。
そしてぜひ装着したい、「ヴィンテージタイヤ」。
ホイールはワーク社製となっています。
なお、現在光岡自動車ではロックスターの先行予約も受付中。
50台限定ですが、専用ボディカラーやオプションの特別価格提供、といったメリットがあるようですね。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=vnxnWX9XWso
光岡自動車はこんな会社
光岡自動車(MITSUOKA/ミツオカ)というとエヴァンゲリオン等とコラボした「オロチ」が有名。
カスタムカーを製作する会社のよう思われますが、実はちゃんとした「自動車メーカー」で、現在はビュート、リューギ、ガリュー、ヒミコといった車種も販売中。
いずれもクラシックな雰囲気を持つクルマばかりですが、創業者の光岡進氏が自動車製造に乗り出したきっかけが「クラシックカーのレプリカ」だったというので、それも必然なのかもしれません。