| ベントレーがブライトリングとのパートナーシップを継続 |
ベントレーが腕時計ブランド、「ブライトリング(Breitring)」とのパートナーシップ関係を更新し、新作腕時計を公開。
両者の提携関係は2003年に始まっているのでかなり長く(自動車と腕時計メーカーのコラボは結構頻繁にお互いの相手が変わる)、これはベントレー・コンチネンタルGTのダッシュボードに内蔵される時計をブライトリングが製作したことからスタート。
その後、ベンテイガにおいてはこの「ダッシュボード上の時計」に3000万円近いオプション価格を持つ「トゥールビヨン」が用意されたことでも話題を呼んでいます。
「ブライトリング・フォー・ベントレー」は数あるコラボの中でも別格
なおここ最近のベントレーに装着される時計からは「ブライトリング」のロゴが消え、「ベントレーとブライトリングの提携解消か」と言われた時期があったものの、今回問題なく契約を更新したのだと思われます。
多くの腕時計メーカーと自動車メーカーとがコラボレーションを行うものの、その多くは「名前を載せただけ」「文字盤を変えただけ」という変更内容ではありますが、ブライトリング×ベントレーの場合は大きくデザインを変えているのが特徴で、ベントレーの車両(多くはオプション)に採用される、インテリアの操作系やエアコン吹き出し口などに見られるギザギザの「ナーリング(ローレット)加工」が腕時計のベゼルなどに採用されており、ベースモデルから大きくデザインが変えられていますね。
今回発表されたのはベントレー100周年を記念する限定モデル「B01クロノグラフ 42ベントレー・ブリティッシュ・レーシンググリーン」。
ムーブメントはブライトリング内製、そしてフラッグシップとなる「キャリバー01」。
70時間のパワーリザーブと美しい仕上げを誇り、その様子はスケルトン仕上げのケースバックから見ることが可能です。
もちろん随所には「Bentley」ロゴがあしらわれ、ケースサイドは1929年のクラシックベントレーをイメージしたもの。
ダイアルはブリティッシュレーシンググリーン、ブレスレットはステンレス製もしくはブリティッシュレーシンググリーンのレザー製が選べるようですね。
なおベントレーは2019年で100年を迎えますが、それにあたって「2019年発売のモデルにはスペシャルエンブレムを装着」とも発表。
そのほかにも様々なサプライズが用意されることになりそうです。
ほかにもある、自動車メーカーと腕時計メーカーとのコラボレーション
現在多くの自動車メーカーが腕時計メーカーとパートナーシップ関係を結んでいますが、現在のところ主なものは下記の通り。
ブガッティ・・・パルミジャーニ・フルリエ/PARMIGIANI FLEURIER
アルファロメオ・・・クロノスイス/Chrono Swiss
シェルビー・・・ボームアンドメルシエ/baume&mercier
フェラーリ・・・ウブロ/HUBLOT(以前はパネライ/PANERAI)
ポルシェ・・・ショパール/chopard
マセラティ・・・ブルガリ/BVLGARI
ランボルギーニ・・・ロジェ・デュブイ/ROGER DUBUIS(以前はブランパン/BLANCPAIN)
イタルデザイン・・・ロジェ・デュブイ/ROGER DUBUIS
ベントレー・・・ブライトリング/BREITLING
メルセデスAMG・・・IWC
レンジローバー・・・ゼニス/ZENITH
マクラーレン・・・リシャールミル/Richard Mille
アルピーヌ・・・ティソ/TISSOT