| ミニはオプションを充実させることでカスタムの可能性を示唆 |
ミニがロサンゼルス・モーターショーにて実車を発表する予定の「ジョンクーパーワークス・ナイトエディション」をWEB上にて先行公開。
なお、ミニは同モーターショーにおいて5つ以上のスペシャルモデルに加え、いくつかのカスタムカーを展示するとされ、そしてこのジョンクーパーワークス・ナイトエディションもこれまでにないほどに「カスタムされた」内容となっています。
ボディカラーは「ミッドナイトブラック」で、アクセントカラーはメルティングシルバーとレッドですが、いくつかのパーツは「純正オプション」としてもラインアップされる、とのこと。
ちなみにミニは世界的に販売台数が低下していると報じられるものの、台数減少ぶんを「一台あたりの販売単価を上げる」ことで補おうとしており、そのための戦略が「オプション充実」なのだと思われます(これはミニに限らず、どのメーカーでも最近は同じ方向性)。
いまだかつて無いほどの「ブラックアクセント」
「シルバー」部分だとルーフとリアスポイラーをはじめボンネットストライプとサイドストライプ(これらストライプは「ジョンクーパーワークス・ナイトエディション」専用)、ドアミラーに採用。
そしてレッドのアクセントはフロントグリル、サイドスカットル(これらは標準仕様のミニJCWと同じ)、サイドストライプにも。
フロントグリルフレーム、ヘッドライトやテールランプのベゼル、ドアハンドルは「ピアノブラック」。
ホイールもピアノブラック仕上げとなり、ブレーキキャリパーとホイールセンターキャップ外周は「レッド」。
ホイールのカラー以外も標準仕様のJCWと同じですね。
そして興味深いのはMINIエンブレムも「ブラック」。
これはおそらく初めて採用されるんじゃないかと思いますが、他の自動車メーカーまで含み入れても、エンブレムをブラックとするのは極めて異例(新型アウディR8、ロールスロイス・ブラックバッジ、トヨタ”ナイトシェード”エディションなどごく一部のみで見られる)。
フューエルリッドカバーもブラック。
エキゾーストシステムはフラップ内蔵の「ジョン・クーパー・ワークス・エキゾースト」。
テールパイプは二重構造です。
インテリアについては今のところ画像の公開はなく、これは現地での発表にあわせて配信されることになりそうですね。
このジョンクーパーワークス・ナイトエディションのほか、現在分かっている範囲でロサンゼルス・モーターショーに展示されるのは「ミニ・クロスオーバー”Yin Yang(陰陽)”エディション」、「ミニ・クラブマン・スターライトエディション」、「ミニ・クロスオーバーPHEVスペシャルエディション」、ミニ史上もっとも長い名称を持つ「ミニ・ジョンクーパーワークス・ハードトップ・インターナショナル・オレンジエディション(これは発表済み)」。