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ACシュニッツァーがさっそくBMW 8シリーズをカスタム!カーボンパーツに+70馬力で殴り込み

2018/11/28

| 老舗BMWチューナー、ACシュニッツァーがさっそくBMW 8シリーズをチューンナップ |

ACシュニッツァーがエッセンモーターショーにて、新型8シリーズのカスタム車両を公開する、と発表。
それに先駆け、まずは画像と概要をリリースしています。

ACシュニッツァーによると、「まだまだ製品は開発中」とのことですが、パーツの仕上げは最終段階に入っており、最終市販製品も今回公表されたものと大きくは変わらない、とのこと。

「前傾姿勢」はドイツの基本

今回ACシュニッツァーは新型8シリーズに「ローダウンサスペンションキット」を組み込んでいて、これによりフロントで20-25ミリダウン、リアだと10-15ミリダウン。
つまり「前下り」ということになりますが、これはドイツのチューナーが好んで用いる手法でもあり、1990年代に日本でもピークを迎えた「ドイツ車チューニングブーム」でも好まれた手法(そう考えると、日本市場ではドイツのチューニング手法が好まれる傾向があるのかも)。

「前傾」にするのは「重心を前寄りに」設定してハンドリング性能を向上させる意図もありますが、そうなると駆動輪であるリアの荷重が「スッポ抜ける」ことにもなりかねず、リアのスプリングを(リアが沈み込むことでトラクションを確保できるよう)柔らかくしたりといったことも必要となるため、これはこれでけっこう大変。
ただ、「確実にカッコよくなる」のは間違いのないところですね。

そのほかカーボン製のエアロパーツも用意されて見た目がアグレッシブに変化しており、エレガントな8シリーズが一気にアグレッシブな印象へ。

ざっと見たところで装着されるカスタムパーツはフロントスプリッター、カナード(エアロフリック)、サイドウイング、フロントフード(もしくはダクトだけ?)、リアディフューザー、リアウイング、リアホイールといったところ。

さらにはエンジンのパワーアップも当然行われることになり、530馬力のM850ixDriveは600馬力へ、320馬力の840d xDriveは320馬力から380馬力へとそれぞれ出力が向上。
詳細については公開されておらず、しかしECU変更やエアクリーナー、そしてエキゾーストシステムの入れ替えは「定番」なのかもしれません。

現在インテリアについては紹介がないものの、もちろんACシュニッツァーではこちらにも手を付けており、パドルやペダルセットなどのアルミ製アクセサリが用意される、とのこと。

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