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違法チューンは許さない!チューニングショー開催に向けBMW i8の”ACシュニッツァーカスタム”パトカーが登場

2018/12/02

| 今年のエッセンモーターショーのお目付役”ポリスカー”はBMW i8 |

さて、毎年開催される欧州アフターマーケットパーツの見本市「エッセン・モーターショー」ですが、ここで毎回楽しませてくれるのが「Tune It! Safe!キャンペーン」。
これはチューニングを安全かつ合法に行おうというもので、それをPRするために様々な車がパトカー風に仕立て上げられ、かつ「合法パーツでチューンされる」というものです。

ただしショーのためのキャンペーンといえどもバックアップするのはドイツの国土交通省であり、「公的」なキャンペーンだと考えて良さそう。

BMW i8をACシュニッツァーがパトカー風にカスタム

今年のパトカー”仕様”は登場したばかりのBMW i8ロードスターで、チューンを担当したのはACシュニッツァー。

毎年のことながらこれはけっこう面白いキャンペーンだと考えていて、クルマを改造するような人々であればまず「フルカスタムされたパトカー」に注目するでしょうし、その意図が伝わることになればキャンペーンは「成功」だといえそう。
なお毎年「チューナー」は異なり、これはドイツのアフターマーケットパーツ協会が「選出」するようですね。

今回のBMW i8ロードスターはローダウンサスペンションキットによって車高20ミリダウン、ホイールは21インチサイズへと交換され、ボディパーツの多くはカーボン製へ。
カナード付きのフロントバンパー、ウイングレット装備のサイドスカート、大きなディフューザーを持つリアバンパーなど「ただものではない」雰囲気が漂いますが、パトカーらしく回転灯もちゃんと装備しているのが面白いですね(お遊びではなく本気であるということがわかる)。

なお、キドニーグリルには「AC SCHNITZER」のロゴが見えますが、このロゴはLEDによって点滅可能という芸の細かさも見せています。
ボディにはもちろんポリスカー風のラッピングが施され、そのほかにはチューニングパーツメーカーのロゴ(フェアのスポンサー?)も貼られることに。

今回インテリアの画像はないものの、実際の任務にあたるわけではないので無線機など警察特有の装備はなく、ACシュニッツァー製のアルミペダル、iDriveコントローラーカバー等が装着されるのみ、とアナウンスされています。

これまでにはこんな「Tune It! Safe!」パトカーが公開されてきた

昨年の「Tune It! Safe!」ポリスカーはエッティンガーによる「ゴルフR400」。

こちらは内装までもがポリス仕様となる本格派です。

そのほか、過去にはシボレー・コルベット、BMW1シリーズ/M3、メルセデス・ベンツCLS/Aクラス、スマート、ミニ、アウディR8、フォルクスワーゲン・シロッコ等が登場し、フェアを盛り上げています。

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