単なる事故でもフェラーリだと扱いが異なる
東北道にてフェラーリ2台が絡む事故が発生し、この影響にて一時12キロの渋滞が発生した、との報道。
幸いにしてけが人はなかったとのことですが、テレ朝NEWSにて、事故の瞬間の車載映像が公開に。
なお、事故の通報はフェラーリのドライバーから警察に対して行われた、とのこと報じられています。
車種は360モデナとF50?
なお、テレ朝NEWSでは視聴者からのドライブレコーダー映像を公開していて、この動画にて判断する限り、おそらく該当車両はフェラーリ360モデナとF50だと思われます。
見たところ、片側3車線の高速道路を視聴者のクルマが走行中(映像は視聴者のクルマに装着されたドライブレコーダーから)に、追い越し車線からレッドのF50が追い越し。
その後、間髪をおかず左側の走行車線からブラックの360モデナが追い越し。
このときF50は中央の車線へと移動しています。
そしてF50の前には白いミニバンがいて、F50はこれをかわそうと左の車線に移動しますが、そこで360モデナは行き先を失って路肩へ押しやられる形に。
そこでバランスを崩してしまい・・・
スピン。
そして中央分離帯へと激突。
フロントから衝突したのち2回転ほど回ってしまい、リアも破損していることがわかります。
そしてこの状態で停止。
動画を見るとけっこう周囲をクルマが走っているものの、この状況で他車を巻き込むことがなかったのはまさに僥倖だと言えそうですね。
やはりスーパーカーは色々な意味で注目の的
先日も阪神高速で「ポルシェが事故」というニュースがありましたが、ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニ等は事故や問題を起こすと、「ポルシェが」「フェラーリが」「ランボルギーニが」という報じられ方をされ、かつ普通の車ではニュースにならないような些細なことでも鬼の首を取ったかのように封じるのがマスメディア。
それを考えると「常に見られていることを意識した運転をしないとな」と改めて思わされますが、スーパーカー/スポーツカーというのは、ほかのクルマにできないようなことができるクルマでもあり、「ついつい」頭のタガが外れてしまいそうになることもあって(本当に”もうどうなってもいい”と思ってしまう瞬間がある)、しかしそこは「ぐっと我慢」が必要だ、と自分に言い聞かせるようにしています。