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シボレーがコルベットに「スポーツドライバーズエディション」設定。4人のレーシングドライバーの好み、そして「輝かしいレースの歴史」を反映

2019/01/26

いずれも劣らぬ魅力を放つ4つの仕様

シボレーが現行C7コルベットのラインナップに「コルベット・グランスポーツ・スポーツドライバーズ・シリーズ」を追加。

これはコルベット・レーシングチームとともにデザインしたスペシャルエディションで、そのレーシングチームのドライバー4人に呼応した4つのデザインをもっています。※とくに限定だとは紹介されていない

フロントエンジン世代の有終の美を飾るスペシャルエディション?

4人のドライバーとはトミー・ミルナー、オリバー・ギャビン、ジャン・マグヌッセン、アントニオ・ガルシア選手で、コルベット・レーシングチーム曰く「コルベット・スポーツドライバーズ・シリーズは、世界中でコルベットが素晴らしいドライバーとともに残してきた勝利の足跡」を祝うものであり、それぞれのドライバーがデザイナーと相談し、自身を象徴するグラフィックをそのボディに反映させた、としています。

オリバー・ギャビン・エディションはグレーにレッドの組み合わせ

まずはコルベット・スポーツドライバー・シリーズ・オリバー・ギャビン(Oliver Gavin)エディション。
ボディカラーはシャドウグレーで、そこへトーチレッドのセンターストライプが入り、同じくトーチレッドにてフロントフェンダーにはハッシュマークが入ります。

そのほかレッドのアクセント入りブラックペイントホイール、レッドペイントのブレーキキャリパーが与えられ、インテリアは「アドレナリンレッド」のレザーシート/ダッシュボードにレッドのシートベルト。

ジャン・マグヌッセン(Jan Magnussen)エディションはホワイトにレッド

コルベット・スポーツドライバー・シリーズ・ジャン・マグヌッセン・エディションはアークティックホワイトにクリスタルレッドのダブルストライプが入り、ハッシュマークはグレー。

ホイールはブラックにレッド、ブレーキキャリパーもレッド、そしてインテリアはブラックをベースにレッドのシートベルト、そしてレザーにはレッドステッチが入ります。

トミー・ミルナー(Tommy Milner)エディションはブルーにシルバー

コルベット・スポーツドライバー・シリーズ・トミー・ミルナー・エディションはエルクハートレイク・ブルーにシルバーのダブルストライプ、そしてレッドのハッシュマーク。

ホイールはやはりブラックにレッド、ブレーキキャリパーもレッド。
インテリアはジェットブラックの「スウェード」仕上げとなっています。

アントニオ・ガルシア(Antonio Garcia)エディションはイエローにブラック

コルベット・スポーツドライバー・シリーズ・アントニオ・ガルシア・エディションはレーシングイエローにブラックのスティンガー・ストライプ、そしてレッドのハッシュマーク。

ドアミラーやリアスポイラーはブラック、そしてホイールはブラックにレッドのストライプ。

コルベットのレーシングカーも「ミドシップ」にスイッチ?

いずれのコルベット・スポーツドライバー・シリーズもインテリアには各仕様ごとのプレートが装着され(アメリカではLT1/LT2/LT3が選べる)、グレードによってはカーボンインテリアを選択可能。

ベースとなるのはコルベット「グランスポーツ」なのでエンジンは6.2リッターV8、出力は466馬力。

いずれも標準装備としてはワイドフェンダー、ブレーキダクト、強化クーリングシステム、ブレンボ製ブレーキシステム、マグネライド、専用スプリング、電制デフ、ドライブモードセレクター等を持つ、とのこと。

なお、コルベットは新型「C8」にてミッドシップ化されることになりますが、レース仕様のコルベットもそれにあわせてミッドシップ化されることになると思われ、ドライバーも特性の違いにアジャストする必要が出てきそうですね。

ただ、C8世代の新型コルベットが登場しようとも、現行C7も継続販売されると言われているので、「すぐには」レース仕様のコルベットもミッドシップにスイッチするわけではないのかもしれません。

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