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VW T-Roc R発進!ドライビングモードには「Race」が追加、0−100km/h加速はポルシェ718ケイマン以上。SUVの範疇を超えたハイパフォーマンスクロスオーバー

2019/02/26

まさに”車高の高いゴルフR”

フォルクスワーゲンが先日よりティーザーキャンペーンを展開していた「T-Roc R」が公開に。
車両そのものはジュネーブ・モーターショーにて展示される予定ですが、ひとまずはオンラインでの画像そしてスペックの発表となっています。

T-Roc Rのエンジンは2リッター4気筒ターボで出力は300馬力、トランスミッションは7速DSG、駆動方式は4WD(4Motion)。

https://intensive911.com/?p=170556

その加速はポルシェ718ケイマン/ボクスター以上

これによって0−100キロ加速は4.9秒、最高速度はリミッターによって時速250キロに制限されていますが、これはかなりの俊足で、というのもポルシェ・マカンを通り越して718ケイマンの5.1秒よりも速い数字(参考までに、ゴルフRは310馬力、4.6秒)。

もちろん足回りも強化されて車高も低められ、プログレッシブステアリング、17インチサイズのブレーキも標準装備。

そしてドライブモードには新たに「Race」が追加され、このモードに入れるとスタビリティコントロールが「オフ」に。
なおローンチコントロールも装備され、「SUVでここまでやるか」という内容のオンパレードですね。

もちろんそのスタイリングも標準モデルのT-Rocに比較して大きく変更され、専用デザインのフロントグリルにはポリッシュシルバーのフレームが追加。

前後バンパーもアグレッシブなデザインへと変更され、ホイールも18インチサイズが標準装備、オプションだと19インチが選択可能(画像は19インチのダーク仕上げ)。

なお、T-Roc Rについては「アルミ風加飾」が標準モデルとの差別化手法として用いられ、ミラーキャップやウインドウモールなどにこれらが使用。

そのほかホイールアーチに取り付けられるモールがややワイドになり、ルーフルポイラーも大型化(ルーフカラーにはブラックも選択可能)。

今回公開された画像だとエキゾーストシステムは「アクラポビッチ」が装着されているものの、さすがにこれはオプションだと思われます。
リアバンパーガーニッシュもグロスブラック仕上げですね。

フォルクスワーゲンT-Roc Rのインテリアはこうなっている

そしてT-Roc Rのインテリアも「R仕様」となり、ステアリングホイールはフラットボトムになり各所にグロスブラックのアクセント。

そのほかルーフライナーがブラックになり、ペダルはステンレス製に。
細かいところだとアンビエントライトが「ホワイト照明」となっているようですね。

なおシート素材は標準だとマイクロファイバー、オプションではナッパレザーが選択可能。

なお、日本ではまだ標準モデルのT-Rocすら発表されていない状況ですが、これもまた発表が待ち遠しいクルマの一台です。


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