なぜアウディR8はこれほどまでに人気があるのか
調査会社、Veygoが「もっとも検索されているスーパーカー」という調査結果を公開。
これはこの10年に発売されたスーパーカーとスポーツカーを対象に(コンセプトカーは含まない)、169の国もしくは地域における検索結果を集計したもの。
これによると、驚くべき結果ではありますが、169地域/国のうち、95でアウディR8がナンバーワンとなっています。
上の画像だと「緑」の地域においてアウディR8が「最多検索」となっている地域ですが、その次に多いのはイエローの部分で「ブガッティ・シロン」。
ヨーロッパ、アメリカ大陸、オーストラリア、中国においてアウディR8はもっとも検索されたクルマですが、ロシアやウンド、アフリカ大陸中央だとブガッティ・シロンがトップ。
そしてカザフスタンや東南アジアではランボルギーニ・アヴェンタドールが首位となっています。
面白いのは、ベネズエラ、コロンビア、ボリビアにおいてランボルギーニ・ヴェネーノが一位となっていることですが、この理由もアウディR8が首位を獲得しているのと同じくらい謎。
その他の検索結果はこうなっている
数字で見ると、各スーパーカーの検索結果は下記の通り。
なぜアウディR8がこんなに多いのかはまったくの謎で、そしてその割にそれほど売れていないのも全くの謎(しかし、このランキングの中だと一番数は出ているのかもしれない)。
アウディR8 | 939,870 |
ブガッティ・シロン | 701,140 |
ランボルギーニ・アヴェンタドール | 562,770 |
ブガッティ・ヴェイロン | 443,410 |
ランボルギーニ・ウラカン | 384,270 |
ランボルギーニ・ヴェネーノ | 371,570 |
マクラーレン675LT | 368,810 |
フォードGT | 313,380 |
フェラーリ458 | 256,590 |
トヨタ86は欧州と米国ではかなり多く検索されている
なお、すべての検索結果はこちらにアップされていて、これを見るとトヨタ86の検索ボリュームは日本だと「450」ではあるものの、イタリアでは11,000、フランスでは7,800、ポーランドでは8,300、スペインでは6,600、英国では22,000、アメリカだと18,000という具合に大人気。
ちなみに日本で検索されたスーパーカー/スポーツカーは(順不同ですが)アルファロメオ4Cが1,900、アルピーヌA110が2,900、アストンマーティンDBSが1,800、アウディR8が8,800(日本でもこれがナンバーワン)、フォードGTが4,000、フェラーリ488が1,600、ブガッティ・シロンが2,800、「マクラーレン675LT」が2,600、ランボルギーニ・アヴェンタドールは2,200、マクラーレンP1は1,600、パガーニ・ウアイラとウラカンが1,500、ランボルギーニ・ヴェネーノは1,300、ポルシェ918スパイダーは700、パガーニ・ウアイラとロータス・エキシージは600、ロータス・エヴォーラとマセラティ・グラントゥーリズモは500。
なお、下のグラフは日本における、過去4年の「フェラーリ」と「ランボルギーニ」の検索ボリューム。
ちょっと前からランボルギーニ(赤)がジリジリとフェラーリ(青)を追い上げ、トレンドにおいてその差が詰まってきていることもわかります。