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バブル期の珍車、「オーテック・ザガート・ステルビオ」が米中古市場に。新車価格1700万円、バブル絶頂期の日産はこんなクルマも発売していた

投稿日:2019/04/10 更新日:

| 発売は1990年、新車価格は1700万円。まさにバブル期の産物としかいいようがない |

なんとアメリカのebayにて、「オーテック・ザガート・ステルビオ」が販売中。
このオーテック・ザガート・ステルビオは、バブル絶頂期に企画されたクルマで、日産の子会社であるオーテックが、イタリアのデザインハウス「ザガート」へとデザイン・製造を依頼したもの。

ベースは日産レパードではあるものの、その面影はなく、ボディパネルは全てハンドメイドで、ボンネットはカーボンファイバー製、それ以外はアルミ製。

生産台数は104~200台説で揺れている

生産台数は200台だとされ、そのうち100台が日本へと輸出された(生産はイタリアになる)とのことですが、おそらくはベース車の性質上「右ハンドル」のみであったと思われ、販売された国も限られたのだと思われます。※生産はすべてで104台説もある

なお、当時はこういったデザインハウスに外注を行うのが一つの流行でもあり、トヨタ・ハリアーにも「ザガート」バージョンが存在していますね。

オーテック・ザガート・ステルビオのエンジンは日産のVG30FET(3リッターV6ターボ)、出力は280馬力。
トランスミッションは4AT、駆動輪は後輪のみとなります。

なお、名称はアルファロメオ・ステルヴィオと同じくイタリアの「ステルビオ峠」から。
これはオーテックの(当時)社長、桜井眞一郎氏が実際に現地を訪れた際に感銘を受けての命名だと言われます。

ちなみに桜井眞一郎氏は日産スカイラインの生みの親として知られますが、「スカイライン」も桜井眞一郎氏が群馬県草津町の山を訪れたときにこの名称を思いついたとされ、きっと「山が好き」な人だったんでしょうね。

なお、ステルビオでもっとも特徴的なのは、フロントフェンダーに内蔵された「フェンダーミラー」。
当時はドアミラーの認可もおりていたので、この位置にどうしてもミラーを内蔵したかったのだと思われます。

なお、「オーテック」のネーミングの由来は「大手を食う」。
現在日産のいくつかのモデルに「オーテックバージョン」が設定されていますが、日産はオーテックを拡大したい意向のようですね。

今回のオーテック・ザガート・ステルビオについて、ebayでの販売価格は約450万円。
日本だとほとんど在庫はないものの、200万円程度が相場のようですね(1990年、新車価格は驚愕の1700万円)。

インテリアはイタリア生産らしく「フルレザー」。
基本デザインはレパードのままですが、ステアリングホイールは専用デザインが採用されています。

VIA:ebay

 

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