| その運動性能はまさに驚異的 |
ミニが2020年モデルのジョンクーパーワークス(JCW)クラブマン、そしてクロスオーバーを公開。
クラブマンは先日「初の」フェイスリフト(マイナーチェンジ)を迎えていますが、そのフェイスリフト版にハイパフォーマンスバージョン、”JCW”が追加されたということになりますね。
外観についてはほぼ変更はなく、クラブマン・ジョン・クーパー・ワークスのフロントグリルデザインが変更された(前部メッシュっぽくなった)くらい。
最大の変更はボンネット内にある
新型クラブマンJCW、クロスオーバーJCWのもっとも大きな変更は「エンジン」。
従来型同様2リッター4気筒ターボながらも大きく改良され、なんと306PSを発生。
これは現行の231PSに比較すると75PSもの向上となり、フルモデルチェンジであればまだしも、フェイスリフトでここまで性能が向上するのは非常に稀だと思います。
これによって0−100キロ加速は1.4秒速くなって4.9秒へと向上していますが、なんとこれはポルシェ718ケイマン/ボクスターの「5.1秒」よりも速いタイム。
トランスミッションは8速AT「ステップトロニック・スポーツ・トランスミッション」。
このトランスミッションは変速スピードや静粛性において大きな向上があるといい、電制デフとの組み合わせによってトルクの伝達性能を飛躍的に向上させている、とのこと。
この走行性能の向上にあわせてブレーキシステムもアップグレードされ、リアのブレーキは「4ピストン」が与えられているようですね。
なお、スポーツエキゾーストシステムも改良を受けているとアナウンスされています。
価格についてはアナウンスはなく、しかし日本においても導入された際には現行のクラブマン・ジョン・クーパー・ワークス(510万円)、クロスオーバー・ジョン・クーパー・ワークス(579万円)より高価になるのは間違いなさそう。
クロスオーバーJCWについては600万円の大台に突入する可能性もありますが、「ミニも恐ろしく値段が上がってしまったな」と思います。