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え?770万円のG-SHOCK?正気かカシオ!「開発者の夢」、金無垢Gショック”G-D5000-9JR”が35本限定にて発売に

2019/05/29

| まさに”夢”のG-SHOCKがここに実現する |

このところ高額製品を相次ぎ投入しているカシオG-SHCOK。

そしてその勢いは留まるところを知らず、なんと770万円の金無垢G-SHOCK「G-D5000-9JR」が限定発売されることに。

これはG-SHOCK生みの親と言われる伊部菊雄氏の悲願がついに実現したもので、同氏は今回の「金無垢G-SHOCK」について下記のように語っています。

「G-SHOCKの歴史は、 夢への挑戦の歴史です。 
今回、私はタフネスを追求し続ける G-SHOCKと、その対極にある 
エレガントな素材『金』の 融合という夢に挑みました。

そして、Dream Projectを立ち上げ、 
5年の歳月をかけてたどりついたのが、 ステンレスの1.5倍の重さをもつ金のための 
新しい耐衝撃構造と、 匠の技を駆使した 金の緻密な造形でした。 
これは、まさにNEVER GIVE UPの 精神で実現した夢のG-SHOCKなのです。」

VIA:CASIO

とにかく金、金、金

ベースとなるのはもっともベーシックなGショック「5000系」を金属ケースで再現した「フルメタルG」。
ただし金はステンレスの1.5倍の比重があり(つまり重い)、落下時の衝撃についてもこれまでのモデルとは全く異なるため、カシオはこのG-D5000-9JRのためにフルメタル耐衝撃構造を新開発した、とのこと。

ケースはもちろん、ベルト(バンド)、ボタン、ビスに至るまで18Kゴールドを使用するというこだわりっぷり。
ケースやベルトは職人がひとつひとつパーツを磨くという「ハンドメイドに近い」工程を持っているそうです。

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ステンレスケースを持つ「GMW-B5000GD-9JF」の重量が167g、そしてこのG-D5000-9JRの重量は297gということを考えると、見た目に比較して「ズッシリ」とした手応えがあるのは間違いと思われますが、とにかく「とんでもないG-SCHOCKが出てきたな」という感じ。※同じ形状を持ち、しかし樹脂製のGW-B5600HR-1JFは85gしかない

参考までに、ロレックス・デイトナ(ステンレススティール)で重量145g、サブマリーナデイトで150g超、ディープシーで200g超なので、今回の297gというのは腕時計としてはかなり重い部類。

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なお、通常ラインナップとして存在する(純金製ではなく、ステンレスをゴールド加工した)GMW-B5000GD-9JFはこういった外観を持っていて、ヘアライン仕上げということを除くと金無垢G-SHOCKのG-D5000-9JRとほぼ同じ外観。
よって、実際に770万円のG-D5000-9Rを身に着けていても、68,000円のGMW-B5000GD-9JFと間違われることになるのかもしれません(ウブロを腕に装着していてもG-SHOCKと間違われることがあるので、似たようなものかも)。

そしてふと思ったのは、この770万円のG-SHOCK、G-D5000-9JRのケース(外箱/内箱)はどんな箱なんだろうな、ということ。
通常のG-SHOCKと同じ樹脂や紙ケースだったらびっくりですが、むしろその「素っ気なさ」がG-SHCOKらしいのかもしれません。

GMW-B5000GD-9_l

こちらは金無垢G-SHOCKの耐衝撃テストを行う動画。
価値の高い純金を痛めつけていることになりますが、(何個これを試作したのかわからないものの)相当なコストを投じたであろうこともわかりますね。

ただ、純金は形状がどう変化しようとも価値が変わらないため、試作品は「分解して金として売れば」投じた費用の多くを回収できるのかもしれません(この点、樹脂やステンレスよりマシなのかも)。

なお、販売については「抽選」だそうですが、残念ながらすでに抽選は終了してしまっているようですね。

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