| フィアットは500に対し、30以上もの限定モデルを発売していた |
フィアットが「500/500C」に新たなる限定モデル、”Dolcevita(ドルチェヴィータ)”を追加。
フィアットによると500Cシリーズ発売以降、なんと30以上もの限定モデルを追加してきたそうですが、限定モデルにて常に目新しさを演出してきたことも、12年の長きに渡りフィアット500が愛されてきた理由のひとつなのかもしれません。
こう見えてボディカラーは専用色
この「フィアット500ドルチェヴィータ」は、フィアット500の「62周年(2代目フィアット500”NUOVA”からカウント)」を記念したモデル。
ルーフに「ボーダー」を採用したことが最大の特徴です。※500Cの場合。クーペだとグラストップになる
なお、ボディカラーも500ドルチェヴィータ専用となるそうで、これは「ジェラート・ホワイト(Gelato White)と呼ばれるもの。
それに組み合わせられるのはレッドのストライプですが、これがなんともエレガントな雰囲気を醸し出しています。
ホイールもボディカラー同色にペイントされ、スポーク部はダイヤモンドカット仕上げ。
エンジンは69PSを発生する1リッターバージョン、そして85PS版の0.9リッターターボ(Twin Air)、そして1.2リッターLPG。
1リッター版のみオートマティック・トランスミッションが組み合わせられ、残り2つにはマニュアル・トランスミッションが組み合わせられるようですね。
フィアット500はオフィシャルフォトにもこだわっており、それぞれの限定モデルは、その性格にあわせたロケーションや小道具、モデルと共に撮影されるのが常。
今回はルーフの「ボーダー」にあわせたロケーション、小道具が用意されたということになりますね。
なお、過去に「レトロ」をモチーフにした限定モデルが発売された際には、レトロなファッションに身を包んだモデルが登場し、画像の仕上げそのものに「昔っぽい」加工を施したことも。
こういった画像を見ると「フィアット500に乗るのもいいかもしれないな」と思ったりすることがありますが、フィアット500は小さいからといって「貧乏くさく」見えないクルマのひとつでもありますね(なぜ日本はこういったクルマを作れないのかと考えてしまう)。
フィアット500ドルチェヴィータはインテリアまでもがとびっきりのオシャレ
フィアット500ドルチェヴィータのインテリアはブラックをベースに、ボディカラー同様「ジェラート」カラーのシートやトリムが組み合わされ、パイピングそして「500」ロゴにはレッドが使用。
インフォテイメントディスプレイには「Dolcevita」のロゴが表示され、特別感を物語ります。
ダッシュボードはマットな質感を持つウッド調で、薄いグレーにてストライプそして500ロゴが再現。
このフィアット500/500Cドルチェヴィータの日本導入、そして価格は不明。
日本に入ってくるとすれば、おそらくは(すでに実績のある)「ツインエア」仕様となりそうですね。