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【新型フィアット グランデ パンダ 4×4登場】1983年の名車が電動AWDで現代に蘇る

【新型フィアット グランデ パンダ 4×4登場】1983年の名車が電動AWDで現代に蘇る

Image:FIAT

| グランデ パンダに“4×4マニフェスト”登場!クラシックへのオマージュと現代技術の融合 |

日本にも導入されれば購入を真剣に考えたい

フィアットが人気のコンパクトクロスオーバー、「グランデ パンダ」に新たな息吹を吹き込むコンセプトカー「グランデ パンダ 4×4マニフェスト」を発表。

このコンセプトは、1983年に誕生した初代「パンダ 4×4」へのオマージュでありながら、電動AWD機構を搭載した次世代モデルとしても注目を集めており、コンセプトカーといえども「市販化は確実」だと見られています。

「グランデ パンダ 4×4マニフェストはタフなデザインとレトロな装備を持っている

この「グランデ パンダ 4×4マニフェストは、スタンダードモデルに比べてアウトドア志向のルックスを強調し、特にオールテレーンタイヤの装着は見た目だけでなく実際の走破性能も意識した本格的な仕様だと言えそうです(さすがにこのタイヤはオプション扱いとなりそうだ)。

  • ボディ周囲の樹脂製クラッディング
  • ルーフラック+スペアタイヤ
  • ピクセル調LED(グリル・ルーフに統合)
  • クラシックな16インチスチール(風?)ホイール(ベージュアクセント付き)
  • ボルドーの特別塗装(初代パンダへのトリビュート)

電動リアアクスルによってAWDを実現

最大の特徴は、「電動リアアクスル」による全輪駆動(AWD)機構を採用することで、これは(同じグループに属する)ジープ・アベンジャー 4xeやアルファロメオ・ジュニア Ibrida Q4にも採用されている、約28馬力(21kW)のリアモーターを使った電動AWD方式に類するもの。

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フィアットはこの技術を流用することで、ハイブリッドモデルにもEVにも対応可能な柔軟なプラットフォームを実現している可能性があり、どのような構成を採用してくるのかが気になるところ。

  • 現時点ではフロントの駆動方式や組み合わされるエンジンの詳細は未発表
  • 1.2Lマイルドハイブリッドとの組み合わせが有力と見られる

市販化は2026年か?ユーザー待望の“本格ミニAWDクロスオーバー”誕生へ

「グランデ パンダ 4×4」はまだコンセプトモデルの段階ですが、フィアットCEOのオリヴィエ・フランソワ氏は開発中であることを認めており、市販化は「確実」。

発売時期は早ければ2026年と予想されており、欧州市場を中心に展開される見込みだそうですが、現時点では日本市場への導入は「なんとも」であり、これは続報を待ちたいところですね。

まとめ:クラシックを受け継ぎ、次世代へと進化する“グランデ パンダ 4×4”

かつての名車「パンダ 4×4」の遺伝子を受け継ぎつつ、電動化の波にも対応する「グランデ パンダ 4×4マニフェスト」。

都市部での扱いやすさと悪路走破性を両立させたこのモデルは、ひとたびその市販化が実現すれば、小型電動AWDクロスオーバー市場において唯一無二の存在となるとともに、アウトドア志向の若年層や、かつてのパンダ4×4ファンにとって大きな魅力となることは間違いなさそうです。

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参照:FIAT

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