| 限定台数は750台、カーボンルーフ付や専用カラーのホイールを装着 |
BMWがM4に「Mヘリテージ・エディション」を発表。
なんかカラフルなM4出てきたなと思っていたら、どうやらこれは「3色のM4が揃ってMカラーになる」ということをイメージしているようですね。
このMヘリテージ・エディションはBMWにおけるモータースポーツの歴史を表したものだといい、限定台数は750台。
ボディカラーはラグナセカブルー、ヴェルヴェットブルーメタリック、イモラレッドを選択可能。※ヴェルヴェットブルーのみがサーキットの名称ではない
M4 ヘリテージ・エディションの外装は特別製
ボディカラーの他の特徴としては「カーボンルーフ」が挙げられ、ルーフサイドにはMカラーをイメージしたストライプ入り。
加えて専用デザインとなる20インチMライトアロイホイールが装着されています。
エンジン含むパワートレインに変更はなく、通常のM4 コンペティションと同じ3リッター直6ツインターボ、出力は444馬力。
トランスミッションは6速マニュアルもしくは7速DCTが選択可能となっています。
ちなみにこの「Mカラー」について公式にその意味が解説されたことはないようで、色々と調べても「これ」といった由来は見当たらず。
一つの説としては、「ブルーはBMWをあらわすカラー、パープルはモータースポーツとテクノロジー、レッドは情熱」。
またある説としては「ブルーはBMWとバイエルン州を表し、レッドは当時BMWのスポンサーであったテキサコのカンパニーカラー、パープルはその中間」。
おそらく今後も公式見解が出されることはないと思われ、シボレーのボウタイエンブレム、フェラーリの跳ね馬のように、なんとなく定説っぽいものはあるものの、完全にそれを信じることはできない「自動車界の謎」として永遠に語り継がれることになりそうです。
BMW M4ヘリテージ・エディションのインテリアはこうなっている
インテリアにおいても特別仕様が貫かれ、イモラレッドの場合はシートにレッドレザーが採用に。
ラグナセカブルーにはホワイトレザーとブラックレザーとのコンビ。
そしてヴェルヴェットブルーメタリックにはホワイトレザー。
なお、いずれもヘッドレストに「M Heritage」文字が刺繍されています。
ドアシルにも「M Heritage」。
そしてダッシュボードにも「M Heritage」ロゴ、そして限定750台のうちの何代目かを記すレタリングも。
現在価格や国別の割当について発表はなく、しかしおそらくフランクフルト・モーターショーにて実車が公開され、その場でなんらかの発表があるかもしれませんね。