| 意外と様々な場所での”締め付け”問題があるようだ |
今回はスバル、そしてベントレーのリコールを紹介したいと思います。
まずスバルのほうですが、エキパイの締め付けがゆるく、排気ガスが漏れる可能性があるというもの。
実際に発見された不具合件数は7件だそうですが(事故は0件)、どうやってこの問題を発見したんだろうな、とちょっと不思議。
エキパイからガスが漏れるとのことで、異常に排ガス臭かったのかもしれませんが、「よく見つけたな」という気もしますね。
SUBARUのリコール内容はこうなっている
そして今回のリコール内容は下記の通り。
改善措置としては、「全車両、エキゾーストパイプフロント取付けナットの締付状態を点検する。規定トルクを満足していないものは、エキゾーストパイプフロントとガスケットを新品に交換する。」とのこと。
排気管において、エキゾーストパイプフロント組付け作業のトルク指示が不適切なため、規定より低いトルクで締結されたものがある。そのため、走行振動等により緩みが生じ、最悪の場合、隙間ができ、排出ガスが漏れるおそれがある。
国土交通省
対象となるのは平成27年5月9日~平成29年10月4日に製造されたWRX(10,197台)、平成27年5月9日~平成29年10月27日に製造されたレヴォーグ(11,714台)、平成27年5月9日~平成30年2月20日に製造されたフォレスター(10,313台)の合計32,224台。
スバルにおいては(他のメーカーもそうですが)こういった内容のリコールは初めて見るように思います。
なお、マツダは少し前に「ホイールトルクの締付け」問題にてリコールの届けを出していますね。
ベントレーは「スイッチ不良」
そしてベントレーが発表したリコールは「スイッチ」。
かなり複雑な問題ではあるものの、自動車は年々複雑になってゆくため、こういった予想外のトラブルが増えることになるのかもしれません。
対象となるのは平成30年7月5日~平成30年4月22日に輸入されたコンチネンタルGTですが、対象となるのは300台で、「意外と売れてたんだな」ということもわかります。
なお、問題の内容は下記の通りで、対策は「全車両、スイッチユニットのプログラムを対策プログラムに書き換える 」。
実際に2件、症状が出ているようです。
センターコンソールに装着されているスイッチユニットにおいて、プログラムが不適切なため、イグニッションスイッチをオフにした時に故障信号が入力されることがある。そのため、 当該ユニットの一部スイッチ操作が行えず、デフロスタ、ハザードランプ等が機能しなくなるおそれがある。
国土交通省