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ブガッティが顧客によってカスタムされたディーヴォ4台を公開!「仕様を決めるだけで1年」「アジア人は斬新な色を好む」「子供の足跡を入れてほしいという人も」

投稿日:2020/05/07 更新日:

| ブガッティはほか自動車メーカーとは全く異なるところにリソースを割いていそうだ |

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さて、コロナウイルスの影響下にて一時操業を停止していたブガッティ。

その期間であっても開発の手を緩めなかったことが明かされていますが、今回ブガッティが「顧客のためにカスタムしたディーヴォ」4台の画像を公開しています。

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なお、ブガッティ・ディーヴォは、シロンをベースとしながらも、その外装が「ディーヴォ専用」となるハイパーカー。

限定台数はわずか40台であるために開発や製造コストが非常に高く、新車価格は6億2000万円ほど、とも言われます。

ブガッティ・ディーヴォのオーナーは「ブガッティ本社にて仕様を決める」

そんなディーヴォですが、ブガッティの販売部門の管理者、ラウル・ベネトー氏によれば、ディーヴォには無限のオプションがあり、「ディーヴォのオーナーは我々と夢を紡ぐ」。

ディーヴォを注文した顧客はブガッティ本社を訪れ(招かれ)、ブガッティのデザイナーや重役を交えてその仕様について協議し、ブガッティは「いかなる要望にも」応える用意があるそうですが、その過程にて作成されたのが今回のコンフィギュレーション画像。

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実際のところ、顧客は「ブガッティが何をできるのか」を完全に把握することは難しく、顧客が何をしたいのか、どういった仕様にしたいのかを聞きながら「その実現方法を提案する」というプロセスを辿ることになりそうで、実際にブガッティのセールスコーディネーター、アン・ベーニャ氏いわく「お客様の中には、正確に”どんな仕様にしたいのか”を示すことができる方もいらっしゃいます。その一方で、アドバイスを必要とされるお客様もおられ、私達はアドバイスを行いながら、一緒に夢を作り上げてゆくのです」とも。

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なお、顧客からの要望には「家紋」や「国旗」、「個人の紋章」を入れてくれというものもあり、インテリアについては彼らお気に入りのバッグやシューズと同じ仕様にしたい、というものもあるのだそう。

ちょっと気になるのは、フランス車たるブガッティに「中国の国旗を入れてもいいのか」ということですが、ブガッティでは僅かな制限を設けているだけで、それは「ブガッティのエンブレムを変えないこと」「安全性を損なう仕様にしないこと」。

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逆に考えると、それら以外は何でもアリということになり、今回公開された「4台」以外には、それはそれは筆舌尽くしがたい仕様を持つ個体があるのかもしれません。

ぼくが思うに、こういったクルマの顧客には二種類あって、ひとつは「そのメーカーやブランドのヘリテージを重視し、自身の好みよりもそれらを優先させる人」。

そしてもうひとつは「そのメーカーやブランドのヘリテージに関係なく、自分の好みを優先させた仕様にする人」。

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ディーヴォのオーナーは少なくとも1台のシロンを持っている

そしてブガッティにとって幸いなのは、ディーヴォのオーナーは、「少なくとも1台以上のシロンを持っている」ということ。

つまりはシロンをオーダーした際に「何ができて何ができないのか」をオーナーは理解することになり、その経験がディーヴォにも生かされるということですね。

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外装のペイントについても制限はなく、ブガッティはいかなる塗装にも対応すると述べていますが、実際に日本からの発注にて、特殊な粉末を混ぜた、”世界で最も高価な”ペイントだとされる「ヒデト・ブルー」を持つシロンも過去にはネット上に登場しています。

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ブガッティによると、変わった要望としては、オーナーの子供の「足型(足跡)」をリアパネルにエンボス加工して欲しいといったものや、内装にクリスタルを使用して欲しいといったもの、ドアポケットに名前を入れて欲しいといったものも。

こういった要望にはすべて対応可能だとしながらも、「対応には時間を要する」とも語っており、例えば新しいペイントの開発には4ヶ月、新しいレザーの開発には9ヶ月、カーボンインテリアの製作には最長で1年を要する、とも。

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ブガッティの顧客は「納車を急ぐ」よりも「自分の思い通りに仕上げる」ことが重要だと思われ、時間がかかることについてはとくに問題なさそうではありますが、「仕様決定にも1年以上かかる」ことも珍しくはなく、ブガッティが「500台のシロンを10年という長い時間をかけて作る」というのはここに理由がありそうです。※受注だけだと10年の半分もかからない

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そのほか、ブガッティによればアジアの顧客は特殊なペイントを好み、欧州の顧客はコンサバティブなボディカラーを好む傾向がある、とのこと。

そしてアメリカや中東の顧客は「はっとするような、極端に目立つボディカラー」を好むとしており、このあたりはなんとなくわかるような気がしますね。

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