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テスラの株価がさらに上昇し一時は時価総額で「トヨタを超えて自動車業界世界一」に!一体何がそんなにスゴいのか

2020/06/13

| 皆、あまりにテスラを軽視しすぎている |

さて、何かと話題の尽きないテスラですが、6月10日のニューヨーク証券市場にて取引中、一時株価が1000ドルを超え、時価総額で「自動車業界世界一の」トヨタを抜くという現象が発生しています(現在は反動で株価がちょっと下がったけど)。※まさかトヨタも抜かれるとは思っていなかったに違いない

テスラはそのCEO、イーロン・マスク氏の奇行のせいでテスラ社そのものが色モノ扱いされることが多いものの、実際のところとんでもない技術を持っているのは間違いない、とぼくは考えているわけですね。

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結局、どこもテスラには対抗できなかった

テスラが技術的に優れる部分はいくつかあり、それについて解説しているとキリがないので、かんたんに事実として表すならば、「どんな巨大企業もテスラに勝てず、どれだけお金をつぎ込んだ新興企業であってもEVを発売できない」。

テスラ・モデルSがプレミアムカーセグメントにおいて覇権を握ってから久しく、それと前後してメルセデス・ベンツ、BNW、アウディ、フォルクスワーゲン、ポルシェは「対テスラ」を掲げてEV開発に勤しんできたものの、現在のところいずれも対抗できていない状態(かろうじてポルシェ・タイカンが一矢報いるかも)。

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加えて、巨額の富をもつ中国のスタートアップが「第二のテスラ」を目指して起業するも、これも「何年経てども」クルマを発売できないわけですね(ダイソンですら電気自動車を作るのを諦めた)。

つまり、(本業・新参問わず)傍から見ると簡単そうに見えたものの、テスラと同じことは誰もできなかったということが「事実」ということになりそうです。

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さらに最新モデル「サイバートラック」では極端に利益の出る設計を持っていて、これもまた他メーカーには「できない」ところでもありますね。

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テスラは販売面でも革新的

加えてテスラは販売面においても革新的で、キャッシュフローを改善するために「予約注文」を取り入れましたが、これも多くのメーカーが後追いすることに。

なお、テスラはディーラーを持たない「直販方式」を取っていて、これによって販売コストを大きく下げているということになりますが、さすがにこれは他の自動車メーカーでは真似できなさそう(すでにディーラーによる販売形態を取っているので、これを廃止することはできない)。

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ボクはずっとテスラに投資し続けてきた

なお、ぼくは何度かアップしている通り、継続してテスラの株を買い増ししており、テスラの株価上昇によって資産がそれなりの額に(現金化していないので実際には一円も入ってきていない)。

「投資の神様」と言われるウォーレン・バフェット氏によると「その会社について、レポートを一冊書けるくらいでないと投資してはならない」とのことですが、ぼくは現在テスラ、フェラーリ、アマゾンに資金を集中させていて、これらについては「レポート一冊くらい余裕で書ける」とも考えています。※ぼくはテスラのファンでも、イーロン・マスク氏のファンでもない

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そして、ぼくが調査した範囲では、「あと2年以内に」テスラはその競争力を失うだろうと結論づけていて、来年あたりには様子を見ながら現金化する必要があるだろうな、とも考えています(おそらくは状況が変化すると思われ、柔軟に対応しようと思う)

参照:Tesmanian

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