■駄文(日々考えること)

スーパーカーは”買える身分になってから買う”のでは遅い!「人は、自分の夢見ていることをいつでも実行できるということに気付いていない」

2020/07/31

| 普通の人は、スーパーカーを買えるだけのお金を貯めようとしてもそう簡単に貯まるものではない |

さて、過去にもアップしたことがあると思いますが、ぼくはスーパーカーを買おうとする場合、「貯めてから買う」ではなく「買ってから貯める(返す)」派。

その理由としてはいくつかあるものの、まずは「スーパーカーを買えるほどのお金を貯めるのはそもそも困難」。

よって、まずはローンで購入してからその分のお金を返してゆく方がずっと楽だと考えています(残価設定ローンだと、お金を貯めるよりはずっと効率よくクルマを購入できる)。

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そしてぼくは「借金して買ったものは、”負”といえど資産であると考えていて、払えなくなれば売ればいいだけのことで(幸いながらそういった事態に陥ったことはないけれど)、とにかく形として残るものを手元に置いておけば、困ったときにもそれが助けてくれる、とも考えているわけですね。

日本人はもっと気楽に生きてもいいと思う

逆に、「貯めてから買う」という人の心理にもいくつかの理由があると考えており、大きく分けると「借金が嫌い」そして「お金がなければ買うべきではない」という2つに分けることができるかもしれません。

前者についてはその人のポリシーなので動かしようがないとして、後者のほうには日本人特有の誠実さというか責任感が反映されている可能性もありそう。

つまり、お金がなければ購入する「資格」がないと考えていると置き換えてもいいかと思いますが、こういった資格についてはサッパリ無視してしまったほうが人生ラクになるというのがぼくの思考(借金を気にしないということではなく、現金主義を捨ててもいいということ。借金をして資産価値の高いスーパーカーを購入するということはネガティブな行為ではない)。

これも以前にアップしたことではありますが、たとえば日本人は「飲食店を開こう」と考えると自分が一流の料理人で”なくてはならない”と考え、修行を積み、技術を身につけ、お金を貯めてから開店する場合が多いかと思います。

ただ欧米的な展開だと、なにかレストランを開こうと考えると、自分が料理をできなくても、かわりに誰か料理をできる人を連れて来ればいいじゃないと考えるわけですね。

言い換えれば、日本的感覚だと、それを生業とするならば、自分もその道のプロでなくてはならないという職人的精神があり、しかし欧米だと自分は必ずしもその道のプロである必要はなく、単に「ビジネスのプロ」であればいいということなのかもしれません。

これは「スティーブ・ジョブズは自分でプログラムを書けなかったが、アイデアはあったので、代わりにプログラムを書ける人を探してきた」ということが端的な例であり、仮にスティーブ・ジョブズが日本的な思考の持ち主で、「自分でプログラムを書けなければコンピューターを作るべきではない」と考え、コツコツとプログラムの勉強をしていたならば、マッキントッシュは生まれなかったかもしれませんし、そもそも「起業の時期を逸していた」かも。

ひとつのことに集中しすぎると、人生のリカバリーが効かなくなることも

さらに「飲食店」の例だと、苦労して修行し開店したとして、もし経営がうまくゆかず閉店した場合には「いまさら他のことができず」他人の経営する飲食店で働くことになるかもしれません。

しかし欧米型のように”単なるビジネスとして”飲食店を捉えていたとすると、仮に閉店したとしても「失敗しちゃったな。今度は別のことでもやるか」と別ジャンルに挑戦できる可能性も残されているわけですね。

よってぼくはこういった例を持ち出しては自分の都合の良いように解釈し、「買おうと思った時が買い時であり、それ以外のことは二の次である」と考えて行動に移すようにしています。

こう書くとかなり行動が直情的であるように見えるかもしれませんが、ぼくはかなり細かく(特に損得の)お金の計算をするほうで、考えうる限りの条件を精査し、その場その場で最適な選択肢を取るようにしているのもまた事実。

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ただ、重ね重ねになりますが、ぼくは「待つ」よりはまず動くということをモットーとしていて、もうひとつ例を出してみると、たとえば動画の編集をマスターしたいと考えた時。

動画編集ソフトのHowTo本を見ながら勉強し、技術をマスターしたのちに動画の編集を行うと時間がかかるので、ぼくはまず手探りであっても動画の編集を行ってみることにし、その段階で「ああしたい、こうしたい」という要望を解決できる技術を順番に身につけていったほうが手っ取り早いとも考えています。

そうなると完璧なものはできないかもしれませんが、そういった動画を公開することで周囲からも様々な指摘や援助が得られることになり、それがまた自分を成長させるとも捉えているわけですね。

つまりは座学だけでは学べないことや、実践しないと身につかないことがあるということになり、その意味でもぼくは経験を重視しています(スポーツも同様で、たとえば正しいバットの振り方を知っていても、実際にそれができるかどうかはまた別問題)。

とにかくなんでもいいから成し遂げる

なお、こういったぼくの考え方は(Facebook創業者)マーク・ザッカーバーグの言う「完璧を目指すよりもまず終わらせろ」に集約されると考えていて、ぼくは「完璧を目指すあまり時間と労力をかけすぎ、チャンスを掴み損なってしまう」ほうが人生のロスだとも考えています。

そしてもうひとつ、金銭的理由以外にも「スーパーカーに見合う自分になってから(スーパーカーを)買う」と考える人も多く、しかしぼく自身はなかなかスーパーカーに見合う自分になるには時間がかりそうで、であれば「スーパーカーを買ってからそれに見合う自分になるよう努力した方が性に合っている」とも考えており、そこでまずはスーパーカーの世界に飛び込んでみたわけですね。

そして、これまでの経験上、「飛び込んで後悔したことはなく、むしろ飛び込まなかった後悔のほうが大きい」のもまた事実であり、そういった後悔を繰り返さないためにもぼくは「チャンスがあれば、そこに飛び込む」ようにしています。

参考までに、ぼくの愛読書でもある「アルケミスト」には、夢を実現する機会を逸したパン屋の話が出てくるのですが、そのパン屋は若い頃に「世界を旅したい」という夢を持っていて、そのお金を貯めるためにパン屋を始め、しかし気づけばいつの間にかその夢を実現できぬまま歳をとってしまうことに。

そしてそれを指して別の老人が「人は、自分の夢見ていることをいつでも実行できるということに、あの男は気付いていない」と言うわけですね。

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