| 自転車から拝借したと思われるハンドルとサドルがナイス |
さて、以前にフォルクスワーゲン・ビートルのフロントフェンダーを使用したミニバイク「フォルクスポッド」が話題となりましたが、今回は別のビルダー(メキシコのアルデカス・スタジオ)による”バグカート”が登場。
こちらもやはりフォルクスワーゲン・ビートル(タイプI)のフロントフェンダーを流用したもので、このカラーを見るに、件のフォルクスポッドを意識したものであることは間違いなさそうです。
公開したのはビートルのレストアを行うカーショップ
このアルデカス・スタジオはヴィンテージカー、とくにビートルのレストアに強く、それが今回の「バグカート」公開につながったのだと思われますが、さすがにヴィンテージカー専門ショップだけあって雰囲気の演出には強みを持つようです。
この角度だと、ワイヤーが虫(バグ)の触角のようにも見えますね。
エンジンや吸気系にも美しいパーツが見られ、これもやはりレストアを行うビルダーならでは。
ハンドル、サドルは自転車から拝借したもののようにも(ハンドルに取り付けられたビートル風のミラーがいい感じ)。
おそらくアクセルは右足、ブレーキは左足にてコントロールすると思われるので、ハンドルに取り付けられたレバーで何をするのかは不明です(順当に考えるとブレーキだが、ワイヤー式のように見え、これでは十分な制動力を発揮することは難しいと思われる)。
正面から見ると「まんまビートル」。
フェンダー上のウインカー(ポジションランプ?)も移設されています。
エンジンは水平対向っぽい感じ(しかしビートルのエンジンを移植しているわけではないと思う)。
ホイールにもビートルっぽいカバーが取り付けられます。
細部をよく見てみると、「どうなってるんだろうな」「これでちゃんと乗れるのか」と思う部分もありますが、それもそのはずで、今回公開された画像はすべて「レンダリング」。
つまり現実にこの「バグカート」は存在しないとのことで、しかしぜひ製品化して欲しいものですね。
参照:Motor1, Aldekas Studio