| ただしBMW M3ツーリングの発売までにはあと2年ほど待たねばならない |
さて、今日のニュース「新型車編」。
まずはBMW M3ツーリングですが、この「M3ワゴン」についてはBMWがプレスリリースにて正式に投入を表明しており、「間も無く路上テストを開始する」と発表していたクルマ。
そしてその公約通りとうことで、今回BMWはそのM3ツーリングをテストへと駆り出す動画を公開しています(これがはじめての「公道」への出動になる、とのこと)。
動画を見るとM3同様の「バーチカルキドニー」グリルを持ち、Mモデル特有のウイングミラーを持つことも確認可能。
前後フェンダーは大きく盛り上がり、サイドステップも張り出しが大きなものへ。
もちろんワゴンボディ、そしてリアバンパーも「M3」に近い形状を持っているようです。
なお、BMWはこれまで「M3はモータースポーツと直結すべきクルマであるべき」と語っており、ワゴンボディ(ツーリング)の投入には否定的であったものの、Mモデルのラインアップ自体がSUVにも及び、かつ3シリーズと4シリーズとが分化して「モータースポーツ直結」なのは4シリーズになったということもあってか、方向性の転換を図るのかもしれません。
加えて、ライバルたるメルセデスAMG、アウディRSモデルに対抗するという意味もあるのだと思われ(さらに、Mモデルは利益率が高いとされ、BMWとしては拡充してゆきたいセグメントだと思われる)、SUVの次に注力したいジャンルなのかもしれませんね。
ただ、新型M3ツーリングについては詳細が明らかではなく、しかしM3と同じ3リッター直6 Mツインパワーターボを搭載し、480馬力〜510馬力程度を発生する可能性が大。
M3のほうは(出力や駆動方式に)複数バリエーションがあると言われますが、M3ツーリングについては、その性格上「4WD(xDrive)」がラインナップされるのは間違いないだろうと考えています。
https://www.facebook.com/BMW.M/posts/3170176113019397参照:BMW
メルセデス・ベンツは「AMG GT 73」を投入?
そして次はメルセデスAMG GT 73と見られるスパイフォト。
おそらくこれは「プラグインハイブリッド」で、正式名称は「GT 73e」になるんじゃないかと言われているモデルで、パワートレインは4リッターV8ツインターボ+(プラグイン)ハイブリッドだと目されています。
これはウワサされる新型メルセデス・ベンツSクラスのトップレンジ「S63e」同様のパワートレインと言われ、こちらは800馬力、0-100km/h加速3.5秒という俊足ぶりを発揮する模様。
ちなみに「800馬力のAMG GT 4ドアクーペ」はかなり早い段階からウワサがあり、AMG GT 4ドアクーペ発表時の目玉となり、ポルシェ・パナメーラ・ターボS(680PS)を軽く超えることでその威厳を示すと言われていましたが、実際には発表されず、やはり「エレクトリックモデル特有の難しさ」が開発を妨げていたのかもしれませんね。
参照:CARSCOOPS
中国・吉利汽車の新フラッグシップセダンのインテリアはこんな感じ
そして現在はロータス、ボルボの親会社である中国・吉利汽車が発売を予定しているのが「Preface(プレフェイス/プリフェイス)」なる同社のフラッグシップセダン。
ポルシェやメルセデス・ベンツ、BMWとの比較広告を展開するほどの自信を見せており、発売が待たれる一台でもあります。
プラットフォームは新設計の「CMA(コモン・モジュラー・アーキテクチャ)」、エンジンは2リッター4気筒ターボ(190PS)が採用されるようですね。
今回公式の公開されたのはインテリアのティーザー画像となりますが、内装そのものは「普通の高級車」っぽい印象で、しかしシンプルかつモダン、そしてセンターには12.3インチサイズの液晶ディスプレイが目立ちます。
ドアパネルのステッチには「レクサスっぽい」ところも感じられ、全体的に様々なクルマからの影響を感じないでもないですが、内外装含中国国内においてどういった評価を受けるのか(欧州車や日本車を超えたと言われるのか、そうでないのか)も気になるところですね。