| おそらくはグレードの一つではなくパッケージオプションとなりそうだ |
ミニがクロスオーバー(日本以外ではカントリーマン)をオフロード仕様へとアップグレードした「ミニ・カントリーマン・パワード・バイ X-raid(エックスレイド)」を発表。
ミニはX-raidをパートナーして2010年からラリーへと参戦しており、このミニ・カントリーマン・パワード・バイ X-raidは実際に競技にて培ったノウハウをフィードバックさせたクルマである、とのこと。
ちなみにこちらが実際にラリーを走るミニ・ジョン・クーパーワークス・ラリー。
ミニ・カントリーマン・パワード・バイ X-raidはこういった仕様を持っている
そこでミニ・カントリーマン・パワード・バイ X-raidを見てみたいと思いますが、ボディやボディパーツについては標準仕様のクロスオーバーと同一のようで、違いというと(X-raidのカンパニーカラーだと思われる)オレンジが随所にあしらわれているところ。
ただ、機能面では大きな変化があり、車高が40センチ高められ、そのぶんアプローチアングル、デパーチャーアングルはじめ悪路走行性能が大幅に向上しています。
通常のカントリーマン(クロスオーバー)と並べるとこんな感じ。
そしてもちろん単に車高を上げただけではなくサスペンション全体的に強化がなされているようですね。
ホイールはX-raid製で、外周にはリングが取り付けられていますが、これはタイヤ/ホイールガードの役目を果たし、これが傷ついたとしてもリングのみを交換すれば「ホイール本体を交換せずにすむ」という実用的な構造です。
タイヤはクーパー・ディスカバラーAT3を装着し、こちらも悪路でのグリップを高めることに。
その他の仕様、価格については公開されていませんが、おそらくは通常のクロスオーバーを販売した後、X-raidがこのパッケージをオプションとして組み込む、という流れとなりそうです。
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