| くれぐれも公道では使用しないように注意しよう |
さて、ランボルギーニ・ウラカンのナンバープレート隠しを作成。
ぼくはナンバーを隠すのにさほど神経質ではないのですが、写真撮影を行う際などにナンバーを隠していた方が見栄えが良い場合もあり、そこでナンバープレートカバーを作成することがあるわけですね(これまでの車についてもなんどか作成してきた)。
ナンバープレートカバーの製造はタミヤのプラ板にて
そして今回のナンバープレートカバーについて、製造そのものはタミヤのプラ板を使用。
1.2ミリ厚のプラ板を購入してきてナンバープレートの形に切り抜き、さらにはボルトが顔を出す部分をサークルカッターでくり抜いています(リアだと封印分は大きくカットしてある)。
もちろんエッジはサンドペーパーで丸めていますが、ここまでは他の車種と共通の工程です。
ランボルギーニ文字類は「ステカ」にて
そしてここからがウラカンEVO RWD専用となるところで、まず「Lamborghini」「HURACAN」文字はステカなるカッティングシートを切り出す機械を使用して製作しています(ぼくはけっこういろいろなステッカーを作ってはスーツケースやヘルメット、マックブックなどに貼っている。もちろん個人で楽しむだけで販売はしない)。
そしてHURACAN文字の下のイタリアンカラーはカッティングシートをカッターでスパッと切って貼り付けてあり、その下の「EVO」文字もステカにて作成しています(HURACAN文字、EVO文字はデータを自分で作成)。
なお、「EVO」文字はボディカラーに合わせたブルーとしたかったのですが適当なブルーがなく、ちょっとボディカラーよりも薄い色にて妥協することに(カッティングシートはけっこうなカラー数を在庫しているものの、ブルー・ル・マンっぽい色は残念ながら手持ちがなかった)。
ナンバープレート隠しの裏面はこうなっている
そしてこちらはナンバープレート隠しの裏面。
車種によってナンバープレートの(車体への)取り付け方法が異なるため、車種ごとに異なる方法を採用していますが、ウラカンEVO RWDの場合は「クランプ」を使用。
簡単に言うと「配線などを止めておくクランプ(金属製)」で、ホームセンターに売っているヤツですね。
それをナンバープレート隠しの裏側にペタっと貼り、ナンバープレートに装着する際にはクランプの爪を曲げてフィットさせるようにします。
この爪を何度か曲げたり伸ばしたりするといつかは寿命がやってきますが、そのときはクランプごと張り替えればイッツOK。
ちなみにクランプとナンバープレートが接触する面については、ナンバープレートに傷が入らないように布テープを貼っています。
実際にナンバープレート隠しを取り付けるとこうなる
そしてこちらがナンバープレート隠しを取り付けた図。
なお、以前に制作したナンバープレートカバーにはもっと異なる固定方法を採用していたものもあり、様子を見てその(下記の)方法を試してみるかもしれません。
ナンバープレート隠し取り付け案
- ナンバープレート隠しの裏面両端に、縦にスチール製の板を貼る
- スチール製の板の上に(ナンバーの傷つき防止のため)布テープを貼る
- 装着時にはナンバープレート隠しをナンバープレートの上に当て、裏から磁石を使用し、ナンバープレートを(ナンバープレート隠しと磁石とで)サンドイッチするように取り付ける
警察に見つかると注意を受けることも
なお、このナンバープレート隠しは公道で使用すると違法なので注意が必要。
よって使用できるのは私有地などということになり、ぼくは以前にウラカンLP610-4に乗っていた頃、これを天保山(ナナガン)にて使用していて警察に怒られたことがあります。
ナナガンは一部の人たちが(空ぶかしなど)大きな音を出すことがあり、そのために近隣の人が警察に通報して警察が見回りに来ることがあるのですが、そのとき見回りに来た警察がぼくのウラカンLP610-4を見て、それが騒音の源だと思った模様。
加えてナンバープレートにカバーを装着していたために警察はこれを「ナンバーを外した違法車両」だと勘違いし、その場で即「職務質問」を受けることに。
ただし、ナンバープレートを外しているわけではなく「カバー」を取り付けて撮影していただけであったこと、さらにエンジンが冷えていることを示して空ぶかしや無駄なアドリングを行っていないことを説明すると無事に無罪放免となったのですが、とにかくそのときの警察官の威圧的な態度は今もはっきりと覚えています(空ぶかしをしている違法車両だと間違えてぼくに接してきたので、その態度も理解はできるが、ファーストコンタクト時から犯罪者扱いされたのはやはり気分が良くない。一言めが「オイ」だった)。
なお、その警察官曰く、「(ナナガンの敷地内のように)公道上ではなく、合法に停車して、走行していなければナンバープレートカバーを取り付けての撮影はOK」。
つまり、そのときのぼくの行動に違法性はなかったわけですが、警察としても振り上げた拳をおろすことが難しいということがアリアリとわかり、なんとなくお互いに気まずい出来事ではあったと思います。