| なお、レクサスLXは廃止、かわりにモノコックを持つLQが投入されるようだ |
さて、とにかく情報が不透明なフルモデルチェンジ版となる次期トヨタ・ランドクルーザー。
今回は「次期300系ランドクルーザーは2021年4月発表」「エンジンラインナップからはV8が消えてV6搭載」「V6+ハイブリッドもアリ」という話が登場しています。
つい先ごろは「2021年モデルをもって北米市場から撤退」と報じられていますが、北米向けとしては2022年に再投入がなされる、とも見られている模様。
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次期ランドクルーザーはシンプルなオフローダーに?
今のところ次期300系ランドクルーザーについてはなんら確定的な情報はないものの、上記の情報に加え、過去には「ラダーフレームを維持」「現行モデルよりもシンプルになり、原点回帰のオフローダーに」「GRモデル登場」「スーパーオフローダー版も検討中」という話も。
いずれもありそうな話ですが、まず「ラダーフレーム」について、これはランドクルーザーの核でもあり、これを維持するのは間違いないものと思われます。
なお、ランドローバーは新型ディフェンダーにおいて、「モノコックでも十分な強度を確保できる」としてモノコックの採用に踏み切っており、現代の技術を使用すれば必ずしもラダーフレームに拘る必要はないのかもしれませんが、イメージ戦略上、そしてトヨタのほかのSUVとの差別化、なんといってもラダーフレーム信奉者への捧げものとしてこれを残すだろうと考えています。
レクサスは高級SUV「LQ」を投入?
そして「シンプルなオフローダー化」についてもありうる話で、というのもレクサスでは「LX」を廃止し、モノコックボディを持つブランニューモデル「LQ」へと置き換えるとされているため。
これまでランクルはLXのベースとしてある程度の高級さを担保する必要があったものの、今後はその必要(制約)がなくなり、ランドクルーザーはそのの本質へと回帰できるということですね。
反面、レクサスLQは「(ラダーフレーム採用の)LXでは実現できなかった」上質な乗り味をここで実現できるものと思われ、ポルシェ・カイエンやアウディQ7、メルセデス・ベンツGLS、BMW X7等に対抗するものと思われます。
ちなみにLQについてはすでに商標が登録され、LF-1リミットレス・コンセプトの市販版として待機中だとされていますが、この「超高級SUV」は北米市場から強い要望があること、欧州市場においても「SUV中心へとラインアップを切り替え中」であることを鑑みるに、レクサスにおける最重要課題なのかもしれません(なにより利益率がレクサス最高レベルだと思われる)。
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次期ランクルには競技用モデルも?
そして「GR」「スーパーオフローダー」についてもあながち否定できない状態。
現在「GR」はサーキット中心というイメージが強く、しかしGRヤリスにてラリーにも活動領域を広げており、もしかするとトヨタはバハ1000やダカールラリーのようなエクストリームな競技にまで手を広げ、あらゆるモータースポーツを制する意向を持っているんじゃないかと思ったりするわけですね。
そうなるとランドクルーザーはそのベースとして申し分なく、さらにランドクルーザーの知名度と価値を向上させることも可能です。
次期ランドクルーザーのデザインはどうなる?
そして未だまったく不明なのが次期ランドクルーザーのデザイン。
ぼくとしては「40系」へのオマージュとなるクラシック、もしくはレトロフューチャーなデザインになると推測。
その理由としては、トヨタが「月に送る」としている有人与圧ローバ(ルナローバー/ルナビークル)のフロントが40系ランドクルーザーっぽいためで、トヨタは過去のヘリテージを「未来のために」有効活用することにしたんじゃないかと考えているわけですね。
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参照: Autoweek