アウディe-tron GTはこれまでにないスタイリッシュなEVだと言えそうだ
さて、アウディが新型EV、e-tron GTの価格と概要を発表。
これによると、日本での価格はAudi e-tron GT quattroが1,399万円、Audi RS e-tron GTが1,799万円。
このe-tron GTはポルシェ・タイカンと多くを共有すると言われ、ボディサイズは全長4,990ミリ、全幅1,965ミリ、全高1,415ミリ。
モーターは前後に1つづつ搭載され、出力はe-tron GT quattroでは350kW(ローンチコントロール時は390kW)、RS e-tron GTでは440kW(ローンチコントロール時は475kW)。
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アウディe-tron GTはポルシェ・タイカンよりもお買い得?
このスペックはそれぞれポルシェ・タイカン4S(ローンチコントロール時390kw、14,481,000円)、タイカン・ターボS(ローンチコントロール時500kW、20,231,000円)に相当するものの、いずれもポルシェよりは割安な設定です。
ちなみにアウディRS e-tron GTのローンチコントロール時は475kW、ポルシェ・タイカン・ターボではローンチコントロール時に500kWと差がつけられ、0−100km/h加速もそれぞれ3.3秒と3.2秒といった具合に(おそらく意図的に)差異が設けられています。※アウディとポルシェとは同じグループに属しており、お互いに競合しないようにという配慮だと思われる
こういった価格設定を見る限りでは、アウディe-tron GTのほうがポルシェ・タイカンよりも「お買い得」といえないこともないですが、売却時にはタイカンのほうが「値落ち率が小さい」と考えられ、買ってから売るときまでの状況を考慮すると、「結局は同じくらい」もしくは「タイカンのほうがお得」という結果になるのかもしれません。
なお、アウディいわく、e-tron GTは「エモーショナルなデザイン、パワフルな駆動システム、長距離を快適に移動するための優れた乗り心地と快適なキャビン、ダイナミックなハンドリングを兼ね備えたエレクトリック 4ドアグランツーリスモであり、サステイナブルな未来に向けたアウディの新たなブランドアイコンとなるモデル」。
一回の満充電あたり航続可能距離については、WLTCサイクルにて「約500km」と発表されています。
六角形シングルフレームグリル、クワトロ・ブリスターフェンダー、大型ディフューザーといったスポーティーなディティールを持ち、高い製造精度をもって組み合わせられたボディパネル等によってcd値はわずか0.24(メルセデス・ベンツEQSの0.2には及ばない)。
アウディe-tron GTのインテリアは「先進性とエレガンス」
そしてアウディe-tronのインテリアについて、アウディジャパンは「五感に訴える品質と先進的なエレガンスを融合」とコメント。
ドライバーズシートは低く、コクピットにおいては「囲まれ感」を強調したと述べています。
装備面だとおなじみアウディバーチャルコックピット(12.3インチ)、そしてセンターコンソールの大型タッチディスプレイ(10.1インチ、音声コントロールに加えパーソナライゼーション機能内蔵)、Wi-FiホットスポットとMMIナビゲーションプラスを標準装備。
EVならではの機能として、「最短の充電時間で最速ルートを計算する」e-tron ルートプランナーも搭載されている、とのこと。
なお、このe-tron GTにつて、先日オープンした「Audi House of Progress Tokyo」にて、4月7日(水)から5月31日(月)まで期間限定にて展示が開始されています。
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アウディe-tron GTを紹介する動画はこちら
参照:Audi