| さすがはマンソリー、カーボンだらけ |
さて、過激なチューンで知られるマンソリー。
カーボンファイバーに独自の知見を持ち、オリジナリティあふれるデザインにてロールスロイスやフェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレン、ブガッティ、ベントレー、アストンマーティンといったハイエンドカーをチューン/カスタムすることでも知られるチューナーであり、スイスやモナコ、ドバイといった地域に多くの顧客を抱えることでも有名ですね。
今回のターゲットはフェラーリF8トリブート
そして今回マンソリーが公開したのは「F8XX」。
これはフェラーリF8トリブートをベースとしたコンプリートカーで、ボディカラーは「カターニア・グリーン」、そしてそこでマンソリーが得意とする鍛造カーボンファイバー製のパーツが組み合わせられています。
そしてカターニア・グリーン、フォージド・カーボンと組み合わせられるアクセントカラーは「ゴールド」。
ホイールやボディセンターのダブルストライプ、サイドの「F8XX」文字等に使用されています。
フロントだとバンパーやフード、スプリッターの変更、そしてカナードの追加やエアインレット/アウトレットもカーボンファイバー化。
フロントフードのエッジにも(マーブル調の)鍛造カーボン柄が見えますが、これはそのままペイントせずに素材の柄を残しているためだと思われ、よってフード全体もカーボン製と考えて良さそうですね。
サイドを見ると、ドアミラーやドアハンドルがカーボン製へ、そしてサイドステップを中心に大きなエアロパーツが装着済み。
リアフェンダーのインテークへと取り付けられる「ガイド」もカーボン製です。
ドアミラーは若干「凶暴な」デザインへ。
リアは一層過激なデザインを持ち、スプリット式のリアウイングを追加するとともにリアバンパーやテールランプ周辺も一新。
リアディフューザーはウイングレット付きの大きな形状へ。
マンソリーではフェラーリF8トリブートの出力も向上
そしてこれだけの外観を持ちながら「出力そのまま」というわけにもゆかず、マンソリーではECU書き換え、エキゾーストシステムのアップグレードにて、出力は720馬力からなんと880馬力へ。
これによって0-100km/h加速は2.6秒というハイパーカー並みの数字を達成しており、最高速は354km/hへと向上しています。
なお、エンジンベイも鍛造カーボンへ。
「MANSORY」エンブレム、そしておそらくはマンソリーの証であることを主張するプレートが装着されていますが、フロントのフェラーリエンブレム、フロントフェンダー上のシールドエンブレム等が「マンソリーオリジナル」へと置き換えられ、「Ferrari」の文字やエンブレムが取り去られています(フェラーリからのクレームを避けるためなのかも)。
マンソリーによる「フェラーリF8”F8XX”」のインテリアはこうなっている
そしてこちらはマンソリーF8XXのインテリア。
タンカラーのレザーにホワイトのアクセントが入りますが、見たとこるホワイト部分はポリエステルメッシュのようにも見えます(最近はレザーを敬遠するブランド、ユーザーが増えてきており、スポーツカーにおいては最近良く見るようになった)。
カーペット、そしてマットもキルティング入りのレザーへ。
ステアリングホイールのセンターには「MANSORY」のロゴ入り。
ブラックに見える部分はマット仕上げのカーボンファイバーで構成されているようですね。
ギアポジション、モードを選ぶボタン外周はイタリアンカラー。
マンソリー「F8XX」を紹介する動画はこちら
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参照:MANSORY