| ランボルギーニは今後どういった変化を迎えるのか、その方向性には注目だ |
ランボルギーニ・カウンタックは今年で50周年
さて、ランボルギーニは18日に「Vision for the future of Automobili Lamborghini(アウトモビリ・ランボルギーニの未来のビジョン)」と題したオンラインイベントを開催すると発表しており、ここでは今後数年間にわたるブランドの計画を発表すると言われます。
そしてこれに関して語られているのが「ランボルギーニは、シアンをベースとしたカウンタックへのオマージュモデル」が同時に発表されるのでは、ということ。
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新たなるランボルギーニの限定モデルは50〜100台の限定生産?
なお、この「カウンタックオマージュ」は50〜100台の限定モデルになるともウワサされていますが、その内容は全く不明。
ちなみにランボルギーニは過去にアヴェンタドールに対し「ミウラ・オマージュ」を50台のみ限定にて設定しており、しかしこれは構造的な変更はなく、主にはボディカラーを当時の「ミウラっぽく」変更したもの。
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そして今回の「カウンタックオマージュ」についても、このミウラ・オマージュ同様に「シアンのボディカラーをカンタックっぽく」表現したものだと言われますが、現時点では公的にはなにも語られておらず、ボディ形状の変更があるのかどうか、どういった仕様になるのかは一切不明です。
ただ、「シアンのボディカラーを変更したのみ」であれば、63台限定として発売され、それを前提に購入したシアンのオーナーに対して申し訳がたたず、よってシアンとは若干の差異が設けられる可能性があるのかもしれません。
参考までに、「ミウラ・オマージュ」はミウラの50周年記念モデルとして誕生していますが、今年はランボルギーニ・カウンタックの発表50周年でもあり、カウンタック・オマージュ発表の「舞台」として申し分ない、といえる環境です。
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もともとシアンFKP37はカウンタックを意識したデザインを持っている
なお、シアンFKP37はコンセプトカー「テルツォ・ミッレニオ」のイメージを色濃く残していますが、そのディティールとしてはカウンタック含む過去のランボルギーニへのオマージュと言えるデザインを持っている模様。
たとえばシアンのサイドウインドウのグラフィック(リアクォーターウインドウの端が切り上がっている)は現行ランボルギーニには採用されていないデザインですが、かつての「ミウラ」に採用されたもの。
加えてCピラー、各パネルの間に見られるルーバーもまた、ミウラへのオマージュだと考えられます。
そしてルーフ中央のくぼみからリアフードまでの流れはランボルギーニ・カウンタック。
テールランプの「3連」はシアンのデザイン的特徴のひとつですが、これは公式にカウンタックの「3連」ランプユニットにインスパイアされた、と語られています。
そのほか、シアンのフロントフードの台形型プレスラインもカウンタックを彷彿とさせる部分ですね。
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参照:Lamborghini, Supercarblog