テスラの一部モデルが2021年第3四半期まで完売との報道！不調も囁かれるが、これが本当ならテスラは相当に「調子がいい」ということに

｜　テスラは最近米国で大幅値上げを行ったが、それでも人気に衰えは出ない　｜

さらには今後、サイバートラックや安価なEVの登場も控えている

さて、テスラについては「売れている」「売れていない」双方のウワサが飛び交っていますが、今回は「売れている」ことを示すあらたなウワサが登場。

これはテスラ特化型メディアが紹介したもので、「2021年第三四半期分までのモデルYが完売している」というもの。

ちなみに、これまでにも「モデル3が第二四半期分まで完売」という話が出ており、これらが事実だとすると、テスラは相当に好調ということになりそうですね。

生産能力が不足という情報も

ただ、喜んでばかりはいられないということなのか、一方では「テスラの生産能力が限界で、納車が追いついていない」という情報も。

しかしこれは裏を返せば「人気が高い」ことを如実に示す例でもあり、テキサス、そしてドイツの工場（ギガファクトリー）が稼働すれば問題は解決に向かうものとも考えられます。

なお、今回のウワサのもととなったのは投資家であるソウヤー・メリット氏のツイッターへの投稿ですが、同氏の投稿内容はこれまでに「いずれも最終的には真実であることが明らかに」なっているとされ、今回のウワサについても信憑性が高いのかもしれません。

テスラについては否定的な見方が多い

テスラについて、その株価が（下がったといえども）依然として高い水準にあることから、多くの投資家が株価の暴落を予想しており、かつ自動車業界的にも「現在、多数のテスラに対する競合が登場し、また登場しつつある」ことからも販売は鈍化するだろうという見方が大半です。

加えて、テスラが中国（上海）にギガファクトリーをオープンさせる際にも、「すでにテスラの需要はピークに達しており、中国に工場を作っても、生産施設を遊ばせるだけ」だと言われたものですが、実際のところ、今回のウワサのように「すでに生産能力が足りなくなって」おり、ほとんどのアナリストの分析が外れていたのもまた事実。

そしてイーロン・マスクCEOは、こういった「テスラ株の値下がりを予測し、空売り（ショート）をする投資家」をあざ笑うかのように「ショートパンツ」を発売したことも。

ただ、これからはフォルクスワーゲングループやフォードなどが全力を挙げてテスラを追い上げてくるのは間違いなく、「今までのようにはゆかない」可能性も。

しかしながらテスラはそういったこともお見通しであり、「260万円くらいの安価なEV」「サイバートラック」にてさらにリードを広げるのかもしれませんね。

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参照：Teslarati