| 新型メルセデス・ベンツCクラスは「本気でチェック」している人多し |
エクステリアよりもインテリアの進化のほうが大きそうだ
さて、新型Cクラスを見にメルセデスミー大阪へ。
メルセデス・マイバッハGLSとの同時展示ですが、Cクラスの場合は実際の購入対象として捉える人が多く来場しており、後部座席やトランクなどを入念にチェックする人が見られたのが印象的です。
展示車(c220dアバンギャルド)のボディカラーはスペクトラルブルー、インテリアカラーはブラック、ベーシックパッケージがオプションとして装着されています。
新型メルセデス・ベンツCクラスはすべてのパワートレーンを電動化
新型メルセデス・ベンツCクラスではすべてのパワートレーンが電動化されたことがひとつのトピックで、ガソリンエンジンはもちろんディーゼルすらも「メルセデス・ベンツ初のISG化に成功」。
展示車はC 220 d AVANTGARDE、車両本体価格は682万円。
ボディサイズは全長4751ミリ、全幅1820ミリ、全高1438ミリ。
搭載されるエンジンは2リッター直4ディーゼルターボ、出力は200馬力というスペックです。
一見した印象はやはり「Sクラスの縮小版」というもので、そのため新型車なのに慣れ親しんだクルマという印象も。
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ただしフロントグリルはSクラスほど突き出ておらず、フロントバンパーとツライチというイメージ。
CLAやCLS、Eクラスのように「シャークノーズ」でもなく、攻撃性よりも親和性を感じさせるデザインだと思います。
フロントグリル内は「ウイング」デザイン。
ヘッドライトは130万画素のプロジェクションモジュールをコントロールするという「デジタルライト」。
一方、サイドのキャラクターライン、ボディ下部のプレスラインもSクラスを連想させるところ。
サイドウインドウの形状もSクラスを想起させます。
テールランプは「横長二分割」で、これもまたSクラスと同様ですね。
ちなみに発光グラフィックはかなり大胆で、街なかでこの後姿はかなり目立つかもしれません(車体サイズに比較してテールランプのサイズも大きい)。
テールパイプはSクラスとは異なり「後方に突き出て」はいないようです。
トランクはその車体サイズからは想像もできないほど広大。
新型メルセデス・ベンツCクラスのインテリアはこうなっている
そしてこちらは新型メルセデス・ベンツCクラスのインテリア。
やはり基本的な造形はSクラスから引き継がれているようですね。
メインのメーターはデジタル。
MBUXは新世代に進化しており、さらに車輌の機能のほとんどをこのタッチ式ディスプレイで操作するため、車内には驚くほどスイッチが少なくなっています。
センタートンネル上も「スイッチレス」。
アンビエントライトはダッシュボードやセンタートンネル、ドアインナーパネル等に仕込まれています。
もちろんエアコン吹出口にも。
なお、このアンビエントライトは部位によってカラーを個別に指定できるようですね。
かつてメルセデス・ベンツは各クラスごとに差別化を行なうため、下位クラスには「上位クラスの持つ装備を与えない」という傾向がありましたが、最近では上位下位関係なく、「新しく登場したモデルに、最新の機能」を(上位モデルを飛び越えて)与えることが多い模様。
これはクルマが物理的に機械部分にて制御するという概念から「ソフトウエアで制御する」というデジタル化に移行したためだと思われますが、この新型Cクラスはその恩恵をフルに受けており、相当にコストパフォーマンスが高い、と感じさせるクルマだと思います。
そのほかの画像はFacebookのアルバム「メルセデス・ベンツCクラス」に保存中。