| CX-5のマイナーチェンジを実施したばかりにもかかわらず、同セグメントのSUVを投入する意図は? |
最近のマツダの行動には謎が多い
さて、オーストラリアのカーメディア、Driveによると、マツダの「FR」レイアウト採用となる新型SUVは2022年に発表される、とのこと。
これはマツダオーストラリアのマネージングディレクター、ビネシュ・ビンディ氏が語った内容として伝えられ、しかし具体的なスペックや名称については述べられていない模様。
ただ、マツダの関係者によってこの情報がもたらされた意味は大きく、そして昨年に中国新聞が報じた「2022年から防府工場にてFRレイアウトのSUVを製造開始」という内容と一致しており、まず「2022年に新型SUV登場」は間違いないものと思われます。
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マツダはどういった戦略を採用?
なお、この新型SUVはマツダの言う「ラージ商品群」であり、FRプラットフォームと直6エンジンを使用した高利益率商品群。
このプラットフォームとエンジンはトヨタ/レクサスでも使用されるといいますが、マツダはこれによって上級移行を目指すのではないかとも言われています(今でもやはり、プレミアムセグメントはFRベースでないと、という風潮があるが、マツダは”プレミアム化とFR化は無関係”と主張)。
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おそらくFR化されるのは「CX-5の後継モデル”以上”のセグメントに属する新型SUVすべて」「マツダ6後継モデル」になると見られ、CX-5のマイナーチェンジを発表したばかりのマツダが、その翌年に「後継モデル」を発表するのは奇妙な話であり、となるとマツダはなんらかの「新しい戦略」を持っている可能性も。
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現時点ではこの新型SUVのネーミングも不明ではあるものの、「新世代商品」であることを示すべく、CX-30やMX-30同様に「CX-50」を名乗る可能性が高いと考えるのが妥当で、CX-3とCX-30のように「CX-5とCX-50とが併売される」ことになるのかもしれません。
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マツダの「プレミアム戦略」は成功しているとは言い難いが
なお、マツダがプレミアム戦略を推進していることは周知の通りではありますが、しかしそれが成功していると言い難いのもまた事実。
失敗と断じるのは時期尚早だとは思うものの、販売の伸び率を見ると、トヨタはもちろんスバルにも差をつけられている状態です。
それもでマツダは「プレミアムを推進する」と強気の姿勢を見せており、これが吉と出るか凶と出るかは今後の動向、とくに今回話が出た「新型SUV」次第なのかもしれません。
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なお、マツダは最近いくつか新しいロゴを商標申請しており、SUVにかかわらず何らかの新しい動きを見ることができそうでもありますね。
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参照:Drive