>フェラーリ(Ferrari)

フェラーリがついにV12エンジンをターボ化?なぜハイブリッドではなく「絶対にない」と主張していたターボを選択するのか

投稿日:

フェラーリのエンブレム

| もちろんフェラーリは自然吸気V12エンジンを存続させるために最大限の努力をしたのだと思われるが |

もしそうなれば現在のV12エンジン搭載モデルの価格は大きく上昇することになりそうだ

さて、フェラーリはV12エンジンを存続させるために様々な手段を講じているとされますが、最新の報道だと「V8エンジン同様、V12エンジンもターボ化する」という報道。

なお、フェラーリは「V12エンジンはフェラーリのDNA」「V12エンジンは自然吸気のまま存続させる」「V12とハイブリッドとの組み合わせは無意味」と語っており、V12エンジンを自然吸気のまま単独で生き残らせる方法を模索していたと言われます。

今回の「V12エンジンターボ化」説については、フェラーリの本社に近い筋のコメントだとされていますが、これについて裏付けは取れておらず、よって現時点ではあくまでも「ウワサ」のまま。

フェラーリが新型V12エンジンの特許を出願。フェラーリはなんとしても「自然吸気V12エンジン」を諦めない

| フェラーリはV12エンジンを生き残らせるためにハイブリッドもターボ化も行わない | フェラーリが新型V12エンジンの特許を出願。この出願自体は2019年4月24日になされたものですが、公開となった ...

続きを見る

ターボ化によって排気量ダウン?

なお、このウワサによると、4.5リッター自然吸気V8エンジンが「2.9リッターターボ」へとダウンサイジングしたのと同様、ターボ化されるV12エンジンは排気量がダウンする、とも(それは当然だと思う)。

これが実現すれば大きな議論を呼ぶことは間違いなく、というのもフェラーリは1947年に「最初に作ったフェラーリ」からずっとV12エンジンをラインアップしているため(V8エンジン搭載のロードカーの登場は1973年まで待たねばならない)。

加えてフェラーリ創業者、エンツォ・フェラーリは「V12エンジンを積んでないフェラーリはフェラーリとは呼ばない」と言いきったほどで、とくに自然吸気エンジンを重視しています。

それだけフェラーリにとって重要な「自然吸気V12」エンジンが失われるとなるとこれは「大問題」に発展しかねず、(V8モデル同様)現行の自然吸気エンジン搭載V12モデルの大きな値上がりを招く可能性も。

フェラーリV8ミドシップの中古相場に異変?458イタリアの価格が欧州を中心に上昇し、488GTBを上回るケースも

さて、フェラーリ458イタリアの価格がジワジワと上昇し、その後継モデルである488GTBの価格を逆転する現象が生じている模様。フェラーリ458イタリアは2009年に登場して2015年に488GTBへと ...

続きを見る

なぜ「ハイブリッド」を積まない?

なお、フェラーリはSF90ストラダーレ、296GTBにてハイブリッド化を行っており、マクラーレンやランボルギーニに比較してもハイブリッド化に対しては「一日の長」を持っています。

それを考えるとターボ化よりもハイブリッド化を行うほうが「妥当」とも考えられますが、フェラーリは以前に「V12+ハイブリッドはナンセンス」とコメント。

その意図としては、ハイブリッド化は「トルクが小さくなりがちな」小排気量エンジンの不足を補うためのもので、大排気量そして大きなトルクを持つV12エンジンとハイブリッドとを組み合わせることはあまり意味がない、というものです。

フェラーリ「V12+ハイブリッドはナンセンス。我々は自然吸気V12を単独で存続させるために戦う。いかなる手段を用いてもだ」

以前はハイブリッド化を明言していたフェラーリが突然の方向転換 フェラーリが「V12エンジン継続」をあらためて表明。そして驚くべきことにV12エンジンは「自然吸気」そして「ハイブリッドなし」で継続する、 ...

続きを見る

たしかにこれは「もっとも」であり、フェラーリとしてはV12エンジンを存続させるため、「あまり意味のないハイブリッドと組み合わせる」よりも「ターボ化にて環境規制をクリアする」ことを選んだということになりそうですね(2017年には、当時のセルジオ・マルキオンネCEOが「ターボは絶対にNO」と言っていたこともある)。

参考までに、フェラーリはこれも「絶対にNO」と言っていたSUVについても発売を決めているので、「絶対になかった」はずのターボチャージャーに手を出す可能性も無いとはいえないのかも。

フェラーリの新世代SUV、「シムーン」のCGが公開

なお、ターボ化について、当時と事情が異なるのはフェラーリ初のSUV「プロサングエ」の発売が控えていること。

おそらくこのプロサングエの重量は「かなり重い」のは間違いなく、よって強大なトルクを発生するターボエンジンと非常に相性がよく、プロサングエの発売決定が「ターボ化」にフェラーリをシフトさせたのかもしれません。

そして「V12ターボ」搭載のSUVとなるとメルセデス・ベンツ、BMWはもちろんランボルギーニやアストンマーティンすらもラインアップしていないので(ベントレーにはW12、ロールスロイスにはV12ターボがある)、ライバルに対しては大きなアドバンテージとなる可能性がありそうです。

JUN
ただし「ターボなんかでふやけやがって」とか言われそうだ!

合わせて読みたい、フェラーリとV12エンジン関連投稿

フェラーリの新型ハイブリッドモデル
【動画】フェラーリはV12ミドシップを復活?V6ハイブリッドとともに488GTBの偽装を持つV12ミドシップの試作車が目撃される

| フェラーリはハイブリッドモデルのテストを加速中 | さて、ここ最近頻繁に目撃されているフェラーリの新型ハイブリッド。様々なカモフラージュを身にまとった様々なモデルが目撃されていますが、今回はV6ハ ...

続きを見る

フェラーリF60
フェラーリはなんとしても自然吸気V12エンジンを生き残らせるようだ!「V12エンジンとはフェラーリの魂であり、まだまだ存続させるための手段はある」

| それでもいつかはフェラーリがV12エンジンを捨てるときが来る | さて、フェラーリは「V12エンジン搭載ロードカー史上最強」の出力を誇る812コンペティツォーネ / 812コンペティツォーネAを発 ...

続きを見る

フェラーリ「V12エンジンは排ガスの他、騒音規制に対応させることが困難」。2018年から導入された騒音規制がネックだと語る

| それでもフェラーリは「V12エンジンのために戦う | 近年のガソリンエンジンに対する締め付けは厳しくなる一方ですが、とくに大排気量V12エンジンを持つメーカーにとっては頭の痛い問題であるのは間違い ...

続きを見る

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でintensive911をフォローしよう!

->フェラーリ(Ferrari)
-, , , ,

© 2021 Life in the FAST LANE. Powered by AFFINGER5