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ヒュンダイが中国にて発売した新型EV「ミストラ」がわずか69台しか売れていないことが明らかに!ヒュンダイはEV、高級車ともに中国にて苦戦中

投稿日:2021/11/23 更新日:

ヒュンダイが中国にて発売した新型EV「ミストラ」がわずか69台しか売れていないことが明らかに!ヒュンダイはEV、高級車ともに中国にて苦戦中

| いったいなぜ中国でヒュンダイが売れないのか |

ただし中国でEVが売れないのはフォルクスワーゲンのみではない

さて、ヒュンダイ(ヒョンデ)が「世界ナンバーワンの自動車市場」である中国で存在感を示すことができないという報道がなんどかなされていますが、なんと今回は「今年はじめに発売したEV、ミストラ(中国名:名図)がわずか69台しか売れていない、というニュース。

現在中国ではEVが大きな盛り上がりを見せているものの、その中で「ヒュンダイが復権を狙った渾身の戦略車」が売れなかったというのは大きな痛手だと考えられ、しかしヒュンダイはこの解決策が全く見つからない、とも報じられています。

ちなみに(EVではありませんが)ヒュンダイは高級ブランド「ジェネシス」を中国にて導入して販路拡大を狙っていて、しかしこちらも予定通りに販売が進まずに困っているもよう。

エレクトリック版ではない「ミストラ」は人気モデルだが

なお、このミストラにはガソリン版も存在し、このガソリン版は2013年の発売以降年間10万台が売れるヒットとなっていて、よってヒュンダイは「このEV版も売れるに違いない」と踏んだのだと思います。

さらにこのミストラEVは、同クラスのライバルに比較すると20キロくらい航続距離が長いことから市場でも有利に推移すると考えられていただけに「なおさら」この結果は理解できないということになりそうですが、ミストラEV以外のEVについても販売が「非常に」よろしくないといい、ラフェスタEVは884台、エンシノ(他の国ではコナ)EVは602台にとどまっていて、ヒュンダイは欧米で大人気のEV「アイオニック5」を中国市場に導入する計画を持っているものの、アイオニック5まで売れなければもう「全滅」。

参考までに、ガソリン車を含めての(中国におけるヒュンダイの)年間販売目標は56万台だそうですが、現時点での1-9月の合計販売台数は25万台にしかすぎず(ガソリン車の販売も落ちているらしい)、このまま不振が続くことになりそうです。

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なぜヒュンダイは中国で人気がないのか?

ヒュンダイが中国で売れない理由としてはいくつかが論じられていますが、もっとも大きな要因として「中国におけるヒュンダイのイメージはそもそもよくない」とも言われており、他社のクルマと比較して明確なアイデンテティがなく、品質がよくない、タクシーに使用される車、という印象が持たれているもよう。

よってこの状態でジェネシスを発売しても高級車とは認識されないのかもしれません。

なお、中国にはEVメーカーが300超も存在すると言われ、さすがに中国といえどもこれは競争過多。

よって中国のEVメーカーの間では価格競争が発生していると考えるのが妥当であり、「安く作り、安く売る」EVが大量に存在するものと思われます。

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そして原価そのものも中国メーカーのほうが安い可能性があり、よって外資系自動車メーカーのEVは競争力に欠ける可能性もありそうですね。

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なお、ヒュンダイの名誉のためにいうならば、フォルクスワーゲン入魂の「ID」も中国ではさっぱり売れておらず、これもやはり「価格的に魅力がない」のかもしれません。

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さらに言うならば2021年中盤までの(欧州における)統計だと、フォルクスワーゲン(水色の折れ線)は圧倒的に(テスラよりも)売れており、ヒュンダイ/キア(オレンジの折れ線)はテスラに僅差で迫っています。

にもかかわらず中国においてフォルクスワーゲンとヒュンダイのEVはさっぱり売れておらず、そしてテスラは相変わらず売れていて、ここはやはり「テスラのブランド力」が相当に強いのだと改めて思い知らされるところですね。

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参照:Chosun Online, Hyundai

 

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